平成の三十年間は今日で終わる。
最終日なので、情報化の時代に付き合ってきた世代のひとりとして想い出話を少し書いてみた。
死語続出、文章まとまりなしですみません。
日経トップで、東芝が700万円超のデスクワードプロセッサーという「机一体型のブラウン管ワープロ」発売という記事を読んだのは、平成の始め頃だったろうか。もちろんチェアも付属していた。
それから数年後には二十数万円のシャープのワープロ「書院」が仕事のお供になっていた。インクリボン交換が面倒だったな。
それが十万円前後で買えるようになった頃、ペラペラのフロッピーディスクが、カセット式の3.5インチに変わった頃には、ウィンドウズ(ワード、エクセル、パワポ)が普及し始めて誰も使わなくなった。
ポケベルがブルブルしたらメッセージを見て、公衆電話からテレホンカードで会社に電話するのが日常だった時期もある。
学生時代のウォークマン以来、自称ソニー好きを気取りベータマックスビデオにしたのが軽いトラウマ。
VHSビデオに占拠されたレンタル屋さんに行けなくなった。
パイオニアのレーザーディスク再生機とLPレコード並みのバカでかいディスク(ソフト)二枚を買って、それで終わってしまったこともあった。ラピュタとメリーポピンズを観ると苦い思い出がわき起こる。
新幹線で東京から音楽三昧しようと、小さな弁当箱ほどの充電器内臓ユニットに単3電池八本を入れて聴き始め、新大阪に着く前に電池切れしていた。
これはさすがに懐が痛い上に荷物が重すぎて1回でやめた。
時代は飛んで、今やグーグル先生とスマホには公私とも大変にお世話になっている。
つい最近まで、巨匠ジョブズのアップル使いだったが、応援の気持ちも多少、懲りず?にエクスペリア(ソニー)にした。
買い替えて一週間ほどでスマホ部門を大幅縮小するとのニュースが流れた。
歴史は繰り返した! が、
そりゃそうだ
リンゴにはなかったストレスを感じる。
日本のメーカーなのに漢字変換がヘボい
写真撮影中に突然数分のフリーズ
スマホに触れるだけでカメラが起動する。こんな夜中に何を撮れと?
ものづくり日本の衰退などといわれる昨今
個人的にはまったくそう思っていない。
ただ、一度よく考えてみてほしい。
川上・川中は強いのに川下が弱いワケ。
今はオープンイノベーション云々が流行りであるが、その前に、
とりあえずオーバースペック厳禁で
(ソニーとは関係ないが)冷蔵庫にとやかく言われたくはない。
つまみ食いがバレるから。