人形供養で知られる和歌山市加太の淡嶋神社(あわしまじんじゃ)は、全国に一千ほどの淡嶋系神社の総本社(淡島神を祀る神社、淡は粟とも書く)
先日、大阪市天王寺区・光傳寺内の淡嶋明神社を紹介した流れで、本社にお参りした。
和歌山県内でも古い神社で式内社、創建は第16代・仁徳天皇の御世(西暦300年代)と伝えられる。
御祭神:少彦名命(すくなひこなのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)、息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)
息長足姫命は、第14代・仲哀天皇の后、第15代・応神天皇の母として日本の古代史ではよく登場する。住吉大社・第4本宮の御祭神
供養のために奉納された人形が、本殿や境内社、そして境内のいたるところに並べられており、その異観はマスコミなどでもとりあげられ(心霊スポットなど)よく知られている。
本記事ではさまざまな供養人形をご覧いただくことにする(由緒・古代史等は次回に紹介)
ジャンルごとに整然と並べられた人形たちを見つめる参拝者の姿に、人形供養の意味を感じる。
人形供養のマナーが書かれていた。
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神社近くの魚料理店『いなさ』店内に飾られていた淡嶋神社所蔵の古いひな人形・鯛とえびすさん人形。
就職前の二男、春休み中の三男が同行(写真は三男)
次男は二郎系ラーメンとカレーオタク。要するに今時の若者の嗜好。卒業の論文が終わる頃は『ラーメンがうまくない、年かな』などとボヤいていたが、最近復活。