ものづくりとことだまの国

縄文・弥生・古墳時代の謎。古神社、遺跡、古地名を辿り忘れられた記憶、隠された暗号を発掘する。脱線も多くご容赦ください

木の国和歌山

【少彦名命 スクナヒコナの神・考】農業、温泉、酒造、裁縫、そして医薬(和方)の神様 ★★

和歌山市加太の淡嶋神社は、人形供養と境内にズラリと並べられた人形が有名だが、 実は、古代の謎を解くカギが数々残されていると考えている。 古代妄想(私)の一番の興味は、御祭神の少彦名命(すくなひこなのみこと) 淡嶋神社ご由緒(少彦名命の部分。文…

和歌山市加太【淡嶋神社】境内に所狭しと置かれた供養人形の数々【本殿に並ぶ雛人形】

人形供養で知られる和歌山市加太の淡嶋神社(あわしまじんじゃ)は、全国に一千ほどの淡嶋系神社の総本社(淡島神を祀る神社、淡は粟とも書く) 先日、大阪市天王寺区・光傳寺内の淡嶋明神社を紹介した流れで、本社にお参りした。 和歌山市加太 海のそば 淡…

【もうすぐひな祭り】和歌山・淡嶋神社 ひな流し神事と大阪分社・淡嶋明神社 うつろ舟伝承【由緒が似ていて矛盾する謎】

大阪市天王寺区下寺町一丁目の光傳寺さんに、淡嶋明神社(あわしまみょうじんしゃ)が鎮座する。 お寺の中の神社は、明治の神仏分離令(1868年)で多くが寺外に移転したが、少数ながら、寺町には、江戸期以前のこうした姿が残っている。 光傳寺 淡嶋明神…