はじめに
お山巡り五回目。釼石の長者社神蹟から下りたところに #薬力社 のお塚の一帯。案内板には描かれていないところ。おそらく稲荷山めぐりの中で一番低い所で、昼なお暗い感じ。この不思議な空間で面白いものを見つけました。#おせき社 #薬力の滝 #石井社
御膳谷の案内版には描かれていました。指差しのところ(御劔社と御膳谷奉拝所の間にありますが、お山めぐりの案内板に描かれていません)
目次
本文
薬力社あたり(おせき社、薬力の滝、石井社、薬力社)
御劔社(長者社)から千本鳥居を下ります。このあたりは、お山めぐりのコースの中では一番低い所で、昼なお暗い感じです。
写真の赤鳥居のすぐ左あたりが、咳封じのおせき社 があります。鳥居の下におせき大神の赤いのぼりが写っています。
薬力の滝(薬力瀧)があります。細い樋(とい)から水が落ちていました。
薬力社。薬力大神の扁額。
ここで意外なもの、でも、探していたもの、がありました。
わらじ。
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参拝した1月9日は小寒の3日後。たいへん寒かったです
この一帯の鳥居のそばには狛犬さん。筋肉質で力感がありますね。
【稲荷山】サイノカミ、アラハバキ信仰のこん跡
おせき社。「石 → せき」の名の付く石井社。関東(東京)で見られるのですが「咳封じ」から「病を断ち切る」に転じての薬力社でしょう。そして、わらじの奉納物は道祖神(サイノカミ)の信仰。
トータルとしてアラハバキ信仰のこん跡。ここでは詳しく書きませんが、共通点に赤●印をつけておきました(宮城県多賀城市の荒脛巾(あらはばき)神社との比較)
なお、薬力社一帯では、男性シンボル像(石神、しゃくじ)は見つかりませんでした。