ものづくりとことだまの国

縄文・弥生・古墳時代の謎。古神社、遺跡、古地名を辿り忘れられた記憶、隠された暗号を発掘する。脱線も多くご容赦ください

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【許麻神社】巨麻-大狛連など。『コマ』が意味するもの【聖徳太子と馬】

はじめに

大阪府八尾市 #許麻神社(こまじんじゃ) 古代渋川郷の巨麻荘(こまのしょう)に鎮座。門徒衆(浄土真宗)の開いた #久宝寺寺内町 に隣接。もと #牛頭天王 と称されていました。古くは #大狛連(おおこまのむらじ)の住地 #極東のシルクロード #聖徳太子と馬

目次

本文

許麻神社(こまじんじゃ、八尾市久宝寺5丁目4−8)

JR久宝寺駅から徒歩10分ぐらいのところ。久宝寺寺内町 に隣接して鎮座しています。

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久宝寺寺内町マップ(左下現在地・ピンク色のところ)

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許麻神社

許麻神社 御由緒(前半)

御由緒・前半文字起こし)(延喜式の)式内社で、もと牛頭天王(ごずてんのう)と称され、渋川六座 の一である。この地は古く巨麻荘(こまのしょう)といい、河内国 諸蕃 の大狛連(おおこまのむらじ)の住地で、その祖神をまつったと伝えられる。

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許麻神社

御由緒の「諸蕃(しょばん)」とは、古代に「三韓」と呼ばれた朝鮮半島の国々や高句麗(こうくり)、百済(くだら)、新羅(しらぎ)などの総称で、居住地をヤマト朝廷から与えられた人々が、このあたりに住んでいました。

(御祭神の一柱に『高麗王霊神』が見られるため高麗と紹介されていることもありますが、時代的には三韓時代の高句麗が正しい)

大狛連(おおこまのむらじ)。

連はモノノベ氏に協力した人々に与えられる役職名のようなものであり、大狛の名から高句麗を故郷とした一族だったと思われます。

モノノベ氏の祖神はスサノオで、スサノオの別称が牛頭天王です。

御祭神(久宝寺寺内町講師HPより):素盞嗚命。(配祀)高麗王霊神、牛頭天王、許麻大神

許麻神社 御由緒(後半)聖徳太子のこん跡

御由緒・後半文字起こし)境内の手洗いの屋形は、むかしの宮寺久宝寺観音院の鐘楼の名残である。この寺は、聖徳太子の建立 で戦国時代に兵火に逢って焼失した。その後観音院のみ復興したが、明治初年廃寺となった。本尊十一面観音は今、念仏時にある。神社の西方に、むかし弥生式土器を埋蔵したベントウ山があった。

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許麻神社 手水舎

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許麻神社 御由緒

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許麻神社 狛犬

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許麻神社 拝殿

古代の渋川郷一帯は、住吉からヤマトにつながる主要交通路で、地球的・巨視的に言えば、シルクロードのまさに極東

海人アド氏やら、モノノベ氏やら、渡来人がごちゃごちゃに居住していた国際都市エリアでもあるため、神社のひとつひとつを慎重にひも解いてゆく必要があります。

表題のように今では馬を連想させるものは何もありませんが、どうにも匂います。続きます。

許麻神社 境内

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許麻神社 境内 梅

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許麻神社 境内 金刀比羅社、大宰府宮・秋葉社・稲荷社

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許麻神社 境内 八幡社、厳島神社

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