はじめに
大阪ナンバから徒歩10~20分。#難波八坂神社 仁徳天皇のころの創建といわれますが詳細不明。平安時代より牛頭天王を祀っていたようです。#巨大獅子頭 が大きな口を開けて境内を睨んでいます
目次
本文
難波八坂神社(なんばやさかじんじゃ)
(34.66162832197029, 135.4966698811572)/大阪市浪速区元町2丁目9−19/大阪ナンバ(地下鉄、南海)から徒歩約10分(南西方向に500メートル)
創建は仁徳天皇の時代とされますが、はっきりしません(仁徳天皇のころ、一帯は難波津(茅渟の海、ちぬのうみ)の浅い海域)
平安時代初期(西暦1000年頃)には、疫病退散を祈る牛頭天王を祀った神社としての記録があるようです(未確認)
巨大な獅子頭(獅子殿)
個人的な話をすると、約〇十年前、ここで結婚式を挙げました。
当時の諸事情で(笑)、とにかくリーズナブルに挙げられるところを、奥さんが探してきて、こちらにお願いすることになりました。
式で訪れた神社で驚いたのが、巨大獅子頭。
獅子殿と言うそうで、巫女さんがここで舞ったりするそうですが、あいにく拝見したことはありません。
大阪ミナミは大きくて目立つ看板がウリですが、難波八坂神社の巨大獅子頭に、その原点があるのかも知れません。( ´艸`)
難波八坂神社 境内
境内の篠山神社。御祭神は江戸時代(1800年前後)の代官として大坂に赴任してきた篠山摂津守十兵衛伴景義(ささやま せっつのかみ じゅうべえ ばんかげよし)。
そのころ、キタの天満宮あたりが独占していた青物市場を、ミナミにも開いてくれるように住民らがこぞって嘆願し、代官の尽力で市場が実現したことから、篠山十兵衛景義は、生き神様として祀られることになりました。
このお代官様、その後、佐渡金山奉行として佐渡島に栄転したといいます。
今でいうなら、通貨発行権を管理する日銀総裁か副総裁クラスでしょうか。
玉垣に刻まれた名は、忠三郎さん、平兵衛さん、治兵衛さん、立松、長松、徳松・・・江戸町人風の名前がずらり。
江戸期に繁盛したミナミの青物市場関係のご寄進かも知れませんね。