はじめに
先日紹介した #生駒山 の枚岡神社・神津嶽本宮に向かう登山道に入らず、南側の谷に沿ってゆくと、山道の奥に #徳成寺。密教系の道場(水垢離場)のようです。ユニークな #石仏 が並んでいました
目次
本文
住所ではわかりにくいので緯度経度(北緯・東経)で(34.66752230104698, 135.65496570711244)(数値をグーグルマップにコピペして検索)
徳成寺(東大阪市五条町)
生駒山系にはここのように谷筋の川沿い、滝のあるところに密教の道場がいくつかあるようです。徳成寺はそのひとつ。
小屋の壁に『南無大師偏照金剛(なむだいしへんしょうこんごう)』。真言宗の道場でしょうか。横には南無阿弥陀仏も。
ところどころに石仏。厳かな雰囲気を醸し出します。
切り株まで石仏のように見えました。
静かな中にアンバランスというか。。。厳しさの中に明るさ。。。そんな雰囲気を感じました。
そう、お寺の五百羅漢(ごひゃくらかん)像に似ているからでしょうか。それぞれに聲が聞こえそう。
食って寝てたら太るよ!と言われているような気もします(冗談です。失礼しました。)
『貪瞋痴(とんじんち)の三毒を破る智恵の利剣。剣は倶利伽羅竜王が燃え盛る炎となって巻きまとっていることからこの名がある』
なるほど。
本堂のあるところから谷筋に沿って細い山道が続いていました。
先にお滝場があるのかも知れませんが、草におおわれたこの季節、マムシが怖いので、登山道まで引き返しました。
住吉大社の南北ラインは、約5キロ南の仁徳天皇陵の後円部石室を指し示します。巨大な祭祀空間を創り、意図したこととは? そこからは、むしろ物部氏の唯物的な考え方が見える気がします