はじめに
石切さん上之社の境内を抜けて辻子谷(ずしだに)コースを生駒山の方へ。#石切劔箭神社元宮 が鎮座する #宮山 へ #辻子谷の石仏 梅雨の花 #タチアオイ #辻子谷水車郷
目次
本文
石切剣箭神社上之社から辻子谷へ
石切剣箭神社上之社の境内を抜けて、音川(渓流)に沿って生駒山に向かう辻子谷(ずしだに)のコース。
住宅地の坂を上がってゆくところどころに、二体一組のお地蔵さんが並んでいます。
一方に弘法大師座像、もう一方に四国八十八か所の札所寺院の御本尊が並ぶ様式で、上之社の手前の爪切地蔵から生駒山麓の興法寺まで、辻子谷コースの道案内をしてくれるそうです。
梅雨の季節花、タチアオイ。青空を背景にしたら、さらにキレイでしょうね。
辻子谷水車郷
江戸の最盛期、生駒山麓には辻子谷を中心に約二百の水車があり、様々な用途に使われましたが、辻子谷の水車は大阪道修町(どしょうまち)の薬問屋の和漢薬の粉末加工用だったそうです。
水車の前の柵にイノシシ出没注意の張り紙が。(へぇ~大阪で!?と思いましたが、用心に越したことはありません)
(動画はツイッターログインが必要です)
デカいので、見上げると迫力 pic.twitter.com/3fKy5w0OJk
— 開物発事 (@Kai_Hatu) 2021年6月9日
元宮の鎮座する宮山へ
さらに登ってゆきます。少し雨が降ってきました。
グーグルマップではこの先に、石切剣箭神社の元宮が鎮座しているはずですが、ご覧の通りフェンスが閉まっています。
引き返そうかと思いましたが、水車郷の入口に貼ってあった近辺マップには宮山山頂にアプローチする登山道が書かれていたのでもう少し登ることに。
宮山山頂まで六百メートル標識の登山道。
二百メートルほど登ったところにイノシシに掘り返された跡。
秋に落ちたドングリか何かをフンガフンガ~と鼻を突っ込んで探した跡に思われます。
朝も早かったので、念のため、声を出し手を叩いてみると、上の木立の方でガサガサガサ~!!。イノシシ一頭が逃げてゆきました。汗
(乙事主(もののけ姫)の十分の一ぐらいのやつ)
ここでも引き返そうかと考えましたが、掘り返し跡はここだけで、進む先とは真逆に逃げて行ったので、もう少し進むことに。
それにしても倒木が多い登山道です。軍手持参でよかった。
橋を渡って、急斜面の山道を百メートルほど、ほぼ四つん這いで登ってゆきます。
電線塔の向こうに山頂に続く竹藪の道。
藪コギしながら進むと、視界のよい山道に出ました。山頂付近のピンクリボンと道しるべ。
もう少しで山頂ですが、グーグルマップでは石切劔箭神社の元宮は山頂ではなく、崖下の谷の方を指しています(34.686457423568115, 135.6672989147655)
最初に見たフェンスの道を行かないと、元宮までたどり着けないのかも知れません。
雨が強まり、帰りは滑りやすい急坂の道もありますので、ここで引き返すことにしました。
神社に、元宮への行き方をお聞きして、あらためてお詣りしたいと思います。
アラハバキ解・汎日本古代信仰の謎に迫る(全54話完結)
【2020年12月~2021年5月、連載完結】