ものづくりとことだまの国

縄文・弥生・古墳時代の謎。古神社、遺跡、古地名を辿り忘れられた記憶、隠された暗号を発掘する。脱線も多くご容赦ください

【宮山】山道でイノシシに出逢う【石切剣箭神社元宮】

はじめに

石切さん上之社の境内を抜けて辻子谷(ずしだに)コースを生駒山の方へ。#石切劔箭神社元宮 が鎮座する #宮山 へ #辻子谷の石仏 梅雨の花 #タチアオイ #辻子谷水車郷

目次

本文

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石切駅付近

石切剣箭神社上之社から辻子谷へ

www.zero-position.com

石切剣箭神社上之社の境内を抜けて、音川(渓流)に沿って生駒山に向かう辻子谷(ずしだに)のコース。

住宅地の坂を上がってゆくところどころに、二体一組のお地蔵さんが並んでいます。

一方に弘法大師座像、もう一方に四国八十八か所の札所寺院の御本尊が並ぶ様式で、上之社の手前の爪切地蔵から生駒山麓の興法寺まで、辻子谷コースの道案内をしてくれるそうです。

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辻子谷の石仏

梅雨の季節花、タチアオイ。青空を背景にしたら、さらにキレイでしょうね。

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辻子谷 タチアオイ(ツユアオイ)

辻子谷水車郷

江戸の最盛期、生駒山麓には辻子谷を中心に約二百の水車があり、様々な用途に使われましたが、辻子谷の水車は大阪道修町(どしょうまち)の薬問屋の和漢薬の粉末加工用だったそうです。

水車の前の柵にイノシシ出没注意の張り紙が。(へぇ~大阪で!?と思いましたが、用心に越したことはありません)

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辻子谷水車郷

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元宮の鎮座する宮山へ

さらに登ってゆきます。少し雨が降ってきました。

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宮山近くの辻子谷の石仏

グーグルマップではこの先に、石切剣箭神社の元宮が鎮座しているはずですが、ご覧の通りフェンスが閉まっています。

引き返そうかと思いましたが、水車郷の入口に貼ってあった近辺マップには宮山山頂にアプローチする登山道が書かれていたのでもう少し登ることに。

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宮山山頂まで六百メートル標識の登山道。

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宮山への登山道案内(0.6Kmの表示)

二百メートルほど登ったところにイノシシに掘り返された跡。

秋に落ちたドングリか何かをフンガフンガ~と鼻を突っ込んで探した跡に思われます。

朝も早かったので、念のため、声を出し手を叩いてみると、上の木立の方でガサガサガサ~!!。イノシシ一頭が逃げてゆきました。汗

(乙事主(もののけ姫)の十分の一ぐらいのやつ)

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宮山への登山道 イノシシが掘り返した跡

ここでも引き返そうかと考えましたが、掘り返し跡はここだけで、進む先とは真逆に逃げて行ったので、もう少し進むことに。

それにしても倒木が多い登山道です。軍手持参でよかった。

橋を渡って、急斜面の山道を百メートルほど、ほぼ四つん這いで登ってゆきます。

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倒木が多い登山道

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宮山への石段 山頂付近の電線塔

電線塔の向こうに山頂に続く竹藪の道。

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藪コギしながら進むと、視界のよい山道に出ました。山頂付近のピンクリボンと道しるべ。

もう少しで山頂ですが、グーグルマップでは石切劔箭神社の元宮は山頂ではなく、崖下の谷の方を指しています(34.686457423568115, 135.6672989147655)

最初に見たフェンスの道を行かないと、元宮までたどり着けないのかも知れません。

雨が強まり、帰りは滑りやすい急坂の道もありますので、ここで引き返すことにしました。

神社に、元宮への行き方をお聞きして、あらためてお詣りしたいと思います。

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宮山山頂付近

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アラハバキ解・汎日本古代信仰の謎に迫る(全54話完結)

【2020年12月~2021年5月、連載完結】

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