ものづくりとことだまの国

縄文・弥生・古墳時代の謎。古神社、遺跡、古地名を辿り忘れられた記憶、隠された暗号を発掘する。脱線も多くご容赦ください

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【星田妙見宮(小松神社)】星降る山のクレーターが神域【隕石 スイフト・タットル彗星】

はじめに

大阪府交野市 #星田妙見宮。神仏混淆の社。西暦812年に落下した隕石(#スイフトタットル彗星 の流星群のひとつ)が吹き飛ばした山体のクレーター跡に社と参道が並んでいます 落下地点は #登龍の滝壺

目次

本文

星田妙見宮(小松神社)(大阪府交野市星田9-60-1)

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星田妙見宮

昭和・大阪生まれの自分には「片町線」の方が馴染みですが、今は「学研都市線」といわれるJR路線の星田駅下車(交野市、かたのし)。

東南に徒歩約30分(車で約10分)の妙見山に鎮座する星田妙見宮にお詣り。

京阪電車だと、枚方市駅から交野線・終点の私市駅(きさいちえき)から。徒歩で約30分、車で10分以内)

弘法大師空海)が関わった宮で、神仏習合の影響で、神道・仏教・陰陽道が混ざっています。

神道の御祭神:【主祭神天之御中主大神(アメノミナカノヌシノオオカミ)

仏教の御本尊:北辰妙見大菩薩(ほくしんみょうけんだいぼさつ)

陰陽道道教):太上神仙鎮宅霊符神(たいじょうしんせん・ちんたくれいふしん)

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星田妙見宮

御由緒(御縁起)に「・・・当宮を一点として、当村内の光林寺と星の森の三点に、一辺を八丁(880メートル)として降臨するを以て『八丁三所(はっちょうみどころ)』と云われ・・・」とあります。

(調べると、八丁見所は八丁三所の表記が一般的ですので「三所」としました)

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星田妙見宮の絵馬に描かれた八丁見所

隕石が落下したところ。登龍の滝壺

弘法大師の時代、弘仁二年(816年、弘法大師42才の年)に隕石落下により山の大部分が吹き飛ばされ、馬蹄形となった山域に、社が並んでいることが書かれています。

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星田妙見宮 隕石落下

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西に向かって馬蹄形にえぐれた跡がある妙見山国土地理院地図)

7番(登龍の滝)が隕石の落下地点と推定されています

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星田妙見宮 境内図

山体を吹き飛ばした隕石のクレーターが滝壺になったといいます。境内図で見ると本殿や参道は、クレーターの端に沿っている感じですね。

落下年から、北斗七星と同じ方向から飛んで来るペルセウス流星群(毎年7月中旬~8月中旬に観測)の母彗星・スイフト・タットル彗星のひとつであったと推定されています。

グーグルで調べると、後に否定されましたが、スイフト・タットル彗星は西暦2126年8月5日に地球に衝突するコースを辿っていると考えられた時期もあるそうです。(NASAによると、同年同日、地球と月の間の距離の59.7倍の距離まで地球に接近すると計算されています)

神社と隕石。。。一時はやったアニメ映画『君の名は』みたいな話ですね。

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隕石の落下地点と考えられる登竜の滝

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【2020年12月~2021年5月、連載】

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