ものづくりとことだまの国

縄文・弥生・古墳時代の謎。古神社、遺跡、古地名を辿り忘れられた記憶、隠された暗号を発掘する。脱線も多くご容赦ください

【父の日】今年も子育て見張り番。アオバズクのお父さん【梶無神社】

はじめに

神武東征神話に関連し創建は紀元前と伝えられる #生駒山系 麓の #梶無神社。御神木のクスノキに #アオバズク の家族が毎年。お父さんは、ヒナたちと子育て中のお母さんの安全を、近くの樹で見守ります

目次

本文

梶無神社(かじなしじんじゃ)

式内 梶無神社

(34.65347598634348, 135.64224952261142)/東大阪市六万寺町3丁目14−31/近鉄奈良線瓢箪山駅(ひょうたんやま)から南に徒歩15分

御祭神や、風変わりな社名の由来は、昨年5月に紹介していますので、興味のある方は、ご覧ください。

www.zero-position.com

樹齢五百年の御神木のクスノキ

御本殿そば。樹齢五百年の御神木のクスノキ

毎年4月にアオバズクのつがいが東南アジアから渡ってきて、この御神木の高いところの洞(ほら)に巣をつくり、子育てをします。

樹齢五百年。御神木のクスノキ

見張りを続けるお父さんアオバズク

お母さんがヒナを子育て中は、カラスなどに巣を襲われないよう、お父さんアオバズクは、境内の近くの樹にとまって、約3ケ月、見張りを続けます。

距離にして約10メートル。そ〜っと近づいたつもりでしたが、しっかり監視されていました。

見張りを続けるお父さんアオバズク

アングルを求めて、もう少し近い所に、そ〜っと移りましたが、やっぱり睨まれてました。

お母さんの子育てと、お父さんの見張りは7月下旬まで続き、ヒナが巣離れすると、また南の国にわたってゆきます。

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