はじめに
京都東山(白川)#哲学の道 の南の起点に #熊野若王子神社。#後白河法皇 建立 #洛中熊野三山 の一社。熊野の那智大社に対応。御神紋は梛(なぎ)の葉をくわえた #八咫烏(やたがらす)。かつて境内にあった地仏堂の薬師如来坐像は国宝(奈良国立博物館蔵)
目次
本文
京都東山の山端。
京都大学の哲学者・西田幾太郎(きたろう)が、毎朝この道を歩き、思索に耽ったことから 哲学の道 と名付けられました、
熊野若王子神社 由緒と御神紋
(35.0158905187675, 135.7962476246519)/京都市左京区若王子町2/岡崎神社より東へ徒歩15分
約2キロの哲学の道の南の起点に、にゃくおうじばしと熊野若王子神社。
御祭神:国常立神(くにとこたちのかみ)、伊佐那岐神(いざなぎ)、伊佐那美神(いざなみ)、天照皇大神(あまてらす)
『鎌倉殿の十三人』で、西田敏行さんの怪演が素晴らしかった 後白河法皇 が、那智・熊野権現を勘請(お招き)、桜と紅葉で有名な永観堂(禅林寺)の守護社として建立されました。(永観堂は当社から西へ徒歩10分)
熊野三山(本宮大社・速玉大社・那智大社)は、平安京に洛中熊野三山として勧請され、熊野若王子大社は那智大社に対応します。
御神紋は、梛(なぎ)の葉をくわえた八咫烏(やたがらす)
熊野若王子神社 境内
拝殿前には、かつて境内にあった地仏堂の宝形(ほうぎょう)。
地仏堂の御本尊だった薬師如来坐像(東の守護。アマテラスの化身)は、明治の神仏分離で移され、現在は国宝として奈良国立博物館に収蔵されています。