ダイエットで始めたウォーキング。先々週から週末は大和川コースに。往復で20キロ超、まだ暗い早朝に出発して昼前に家に帰るロングコース。朝の景色を紹介します。
目次
- 四天王寺さん(家から2キロ)
- 天王寺駅 あべのハルカス(家から3キロ)
- 阪堺(はんかい)上町線 東天下茶屋駅付近(家から5キロ)
- 万代池(まんだいいけ)付近(家から7キロ)
- 住吉さんあたり(家から8キロ)
- 遠里小野あたり(家から9キロ)
- 大和川(家から10キロ)
本文
四天王寺さん(家から2キロ)
夜明け前の四天王寺さん。亀の池を石舞台から。
東の空のひときわ明るい星は、明けの明星(金星)。
あべのハルカスから阿倍野筋に下りてゆきます…ウォーキングコース中、唯一歩かない約20メートル。
天王寺駅から住吉大社を経由して大和川を越え、堺の浜寺公園までを往復する阪堺・上町線(はんかい・うえまちせん。阪堺電気軌道上町線)。
熊野街道に沿って走行。今朝の一番電車。大阪らしい派手派手なラッピング広告が目印です(笑)。
阪堺(はんかい)#上町線
— 開物発事 (@Kai_Hatu) 2023年11月25日
朝の一番電車#東天下茶屋駅 pic.twitter.com/weQFYAclG0
軌道はところどころ一般道と並走します。
写真は、大阪の高級住宅街・帝塚山(てづかやま)方面。
振り返って…向こうに見えるのがあべのハルカス。
万代池(まんだいいけ)付近(家から7キロ)
ここまで来て、東の空が白み始めました。
勾玉の形の池をぐるりと回っているうちに、空は赤みを帯びて、上空は青色に変わります。
上町線(堺方面行き)は帝塚山の通りを過ぎると再び線路になり、神の木(かみのき)駅付近で大カーブを描いて住吉大社(背中の方向)に向かいます。
住吉さんあたり(家から8キロ)
遠里小野あたり(家から9キロ)
遠里小野は「おりおの」と読みます。大阪の難読地名のひとつ。
グーグルマップに載っていない農神社。
由緒不明の小社ですが、相当に古い社ではないかと考えています。
お社前の道が熊野街道。
向こうの開けたところが大和川の堤防です。
御祭神は三柱。蒼稲魂大神はウカノミタマ(倉稲魂神)なので、お稲荷さんがベースでしょうか。
大和川(家から10キロ)
大和川堤防に着きました。
江戸期に氾濫を繰り返していた旧大和川*1を付け替えてできた川筋で、正式名は新大和川。
わずか1年足らずで約20キロを、土盛りの堤で囲み、堺まで川筋を通した突貫工事であったため、いわゆる天井川で現在でも氾濫のリスクがあります。
なお、この川筋を通したおかげで、大和川が運ぶ大量の土砂で堺湊(さかいみなと)が浅くなり、中世に栄えた国際港湾都市としての機能を失いました。
大阪で水鳥を見るならここです。
#大和川#水鳥 たち pic.twitter.com/9L4ydEAvmM
— 開物発事 (@Kai_Hatu) 2023年11月25日
さて帰りますか。