ものづくりとことだまの国

縄文・弥生・古墳時代の謎。古神社、遺跡、古地名を辿り忘れられた記憶、隠された暗号を発掘する。脱線も多くご容赦ください

春のお彼岸 人静か・色鮮やかな四天王寺さん【ブログに書いて断捨離中】

春のお彼岸、四天王寺さん

春分の日。いつもの四天王寺さんはお彼岸の露店で賑わうが、今年は例の件で、出店もなく、人出も少ない。

創健者の聖徳太子の命日は2月22日、弘法大師空海)は3月21日で、春のお彼岸は聖徳太子さんの月命日、お大師さんの祥月命日と重なる。

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大師堂 弘法大師像 見つめる先に五重塔

お彼岸の期間中、中心伽藍は無料解放される。

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四天王寺 中門から五重塔

熊野詣で(熊野御幸)は、京都伏見あたりから舟で淀川を下り、大阪天満橋の八軒家で上陸、

上町台地を通る熊野街道を、ここ四天王寺まで下り、礼拝石のある所から住吉大社仁徳天皇陵堺市)を経由して、和歌山県田辺市に至り、そこから山中、熊野三山に参る(熊野街道紀伊路~中辺路)

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四天王寺中門 向こうに南大門と熊野権現礼拝石

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熊野権現礼拝石 熊野街道が続く

五重塔と中門(仁王像)は、一年前に補修・改装され、彩色が鮮やか、照り返しによく映える。

仁王像は阿形(あぎょう)が朱、吽形(うんぎょう)がマラカイト・ブルー(藍銅鋼)の青。

文字通り、青丹(あおに)よしだ。

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南大門 仁王像

2019秋の彼岸の賑わい

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以下はブログで書いて断捨離、よかったらお読みください

ここ数週間、例の件で休日は出控えており、週末は断捨離を実施中で、先日来、押し入れから発掘したもので、いくつか記事を書いている(カテゴリー:ブログで書いて断捨離)

さすがに捨てられないものもあるが、名残惜しいものはブログで書いてから捨てようと考えている。

社会人の長男、今春から社会人になる二男、学生の三男が小学生の時に描いた絵がごっそり出てきたので、一部、記録として。

小学校が四天王寺さんの近くで、スケッチを描く授業が恒例になっている。

三男の仁王さん(吽形)は補修前はグリーンカラーだった。銅は原料によって、ブルー(藍銅鋼)、グリーン(孔雀石)の染料となる。

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左から 長男・二男・三男が小学四年の授業で描いた四天王寺の仁王像

その他、各ひとり一点ずつ、最優秀作品を厳選した。笑

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三男、汽車。小学校の玄関に長い間飾られていた名作(三年)

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二男、だんご虫が公園に行くところ(二年)

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長男、宮沢賢治注文の多い料理店(四年)

おまけ。国語が苦手な長男。この男、国語が悪すぎて、志望大学をワンランク落としたほど。ただ今、司馬遼太郎さん(小説とエッセイ)を奨めている。

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長男。俳句

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