春と秋の年二回、恒例の四天王寺さん、古本祭に行ってきた。
ブログを始めてから初で、ネタ探しもあって、掘り出し物を探す目付きが、今までとは違うと思う 笑
全部で15冊、5,000円ちょい(値段交渉あり)
北海道・東北関係 アイヌ語 津軽の歴史
一番高かったのが、一番小さくて薄い「地名アイヌ語小辞典」。
国語学者・金田一京助のお弟子さんで、アイヌ出身、アイヌ語研究に人生をかけた知里真志保(ちり ましほ)の著作の初版。さすがに高い(1800円、値引きナシ)。が、
先日まで古代日本の北海道・東北文化圏のことを書いている中で、この地域のことをもう少し知りたくなった。
この文化圏は、おそらく、飛鳥・奈良時代に、まつろわぬ者「蝦夷、えみし」と呼ばれ、最終的にアテルイの事跡に繋がるものと考えている。
しかし、紀元前から飛鳥あたりまで、この地域の歴史がわかる資料がなく、以前から気になっていた「東日流外三郡誌(つがるそとさんぐんし)」を少し勉強したく、入門書を。
三郡誌は膨大、荒唐無稽な内容から「偽書説」も根強いが、部分部分で、そうとも言い切れないところがあり、この機会に一度、触れてみようと考えた。
例えば、先日まで書いていた「遮光器土偶」のことを「アラハバキ神」と書いている。
私は「アラ」という言葉の解釈に凝っている。「新しく生まれる」「御生、みあれ」の「アラ」だ。
Wiki(アラハバキ)には、四天王寺(荒陵、あらはか)のことも言及されている。これもご縁と考え、入門書ぐらいは読んでおこうと考えた(四天王寺の山号は、荒陵山)
平原・原田大六さん関係
実は北九州・平原、原田大六さんのこと、書きっぱなしになっている。もう少し情報が欲しかったこともあり「わたりに船」で購入。
それにしても、銅鐸への「挑戦」って・・・大六さんらしい。
京都史跡関係
昭和34年版で、京都の郷土史家が、江戸風の図絵(イラスト)付きで書いた7巻の力作。神社・仏閣・人名のほか、古墳・仏像・庭園など、特に索引が充実していて調べやすい。
以前、シリーズで書いた「下鴨神社」のところをチェックしてみて、書き切れていないことがたくさんあることを知った。
さすが、地元の人の知識は半端ない。
これからの京都の史跡案内、リライトに活用させていただこうと思う。