お彼岸の四天王寺さんで「猿回し」を観て、アップを考えていたタイミングだった。「古代妄想」という格調高いテーマの当ブログで扱うべきかどうか・・・激しい議論(馬と鹿)が交わされていた折、
古代なし・・・まぁいいかっ!と
一応、言い訳しておくとサルタヒコ(猿田彦)にからめようとしていたが、
緊急事態である
ちなみに猿田彦のモデルは「猿」ではない、というところまで書いて、いずれまた。
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私が小学生の頃から16年間、家でサルを飼っていた。名前を「サブちゃん」といった。
先日書いた大魔神オヤジ、シベリア抑留からほぼ最終組で復員、大阪でガラス屋商売を始めた筋金入りの頑固者。
まぁ今どきの時代、到底あり得ないような大正生まれの、超亭主関白、新しモノ好き、衝動買いの鬼だった。
ペットを買って来る⇒自分で世話しない⇒家族特に動物好きのカーチャンが世話する、のパターンで、すでにネコ3~4匹、イヌ3匹、熱帯魚各種、小鳥いろいろ、満員札止め状態にもかかわらず、法事で行った神戸で買ってきやがった。
一言文句を言おうものなら「大魔神」化するので、家族はシブシブ従うしかない。で16年。
ブタオザル。ボルネオ島でヤシの実を採ったりする種で、神戸のペット屋軒先で15センチのつぶらな瞳だったのが、2~3年もすると、約3センチの太く鋭い犬歯を持つ、手足を伸ばせば全長1メートル超の、やや凶暴野郎に巨大化した。
機嫌がよい ~ 怒る(噛む・ひっかく)のグラデュエーションが特徴で、例えば、コチョコチョしてやるとキャッキャッ笑いながら時に本気で噛む。笑顔はホントにかわいかった。しかし、痛い!と騒ぐと、お怒りモード・スイッチオンというところがあった。
何度も噛まれたり引っかかれたりした。全部で5針縫った。そして学んだ。
以下、サルに噛まれた時の対処法(イヌ・イノシシ共通)
1、噛まれる=犬歯が刺さっている場合がある(むしろ痛くない)
2、慌てない、騒がない。あ~やっちゃった?的に問いかけるような表情に徹する
※プロレス的には、ん?いたくね~よ!的な感じ
※女性はナウシカがテトに噛まれるシーンを思い出そう
3、あわてて引き抜いてはイケナイ!。逆にグイッ!と噛まれた手や指を口の中に押し込む
4、噛んでいる動物は苦しまぎれに口を開ける。静かに手(指)を抜きましょう
※犬歯が刺さった状態であわてて抜くと「数針以上の外科的処置」になります
※うまく対処できると、キズは「点」状態で済みます
5、余裕があれば、片手グーで頭をポカリとやってください(たいていびっくりして怯む、逃げる)
6、すみやかに現場を離れる
7、出血がひどくない場合、キズ口はさっと一度だけ流水洗いする(化のう予防)。一刻も早く救急医で処置
※破傷風、狂犬病などワクチン要の場合があるため、小さなキズでも必ず受診する
※噛まれた時すぐの止血はディメリットになる場合も = 感染が起きやすく、縫合後に中で化のうすると大変
※マムシは別の対処になりますので各自調べてください(ツチノコはわかりません)
以上であります 、オキタ艦長(`д´)ゞ
→ よくやった古代・・・













