はじめに
お山巡り三回目。二の峰から千本鳥居を上って、稲荷山山頂(標高233m)の一ノ峰(上社神蹟)#末廣大神に。さてどんな神様なんでしょうか。麓にもうひとつ同名の社。通称 #かえる神社。京都の #かわいいスポット だそうです #スクナヒコナ #コトシロヌシ
目次
本文
一ノ峰(上社神蹟)末廣大神
末廣の名の由緒についても伏見稲荷大社では語っていません。
末広がりは八の字(富士山のカタチ)で縁起がよく 子孫繁栄、商売繁盛のイメージかな、などと考えながら山頂のお塚めぐり。
石碑をみていても、よくわかりませんでした。
前にも書いていますが、お塚は明治期以降、七か所の神蹟に、それぞれぎっしり建てられたもので、以前にそこに何があったのかを推察できるものは何ひとつ残されていません。あるとしたら信仰のカタチ、神様の名前、それとそこにお塚を建てた人々の目的(願い事)ぐらいです。
(稲荷山のお塚めぐりは、あと二つ、長者社と御膳谷の神蹟が残っていますが、それぞれ後日紹介します)
山麓のもうひとつの末廣大神(通称;かえる神社)
稲荷山のお塚めぐりを終えて、麓まで下りて、本殿の「お産湯稲荷、おさんば道」の方に歩いてゆく途中、さまざまな名前の稲荷社が並んでいる一帯があります。大社の境外にあたり、個人や宗教団体などが、てんでに稲荷信仰のカタチを表現していて面白いところです。ニャンコやタヌキが居たのもこのあたり。
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その中に、末廣大神の字を見つけたので参拝。
境内に入るとカエルの手水舎、狛ガエル。お賽銭のところにも「福カエル」なんて、なかなかシャレの利いたお社です。
帰宅してから調べると、通称かえる神社、知る人ぞ知る「かわいいスポット」で紹介されていました。
末廣大神とは★★★
古代妄想レベル:★★★=MAX ★★=MEDIUM ★=MIN or A LITTLE
さて末廣大神。こういう妄想の仕方が正しいのかどうかはわかりませんが(笑)、カエルを眷属にした神様がおひとりいます。
正確にはガマガエルです(個人的にガマ使い忍者の自来也(ジライヤ)のモデルにもなったと想っています。ナルトのジライヤ先生、好きだったなぁ。)
スクナヒコナ(少彦名)は、オオクニヌシと力を合わせて出雲のクニづくりをすすめた御方ですが、出雲ではコトシロヌシ(事代主)と同一神と考えられ、さらに七福神のエビス様(商売繁盛)のモデルでもあるという、たいへん縁起のよい神様 です。
事代主は、八重事代主神(やえことしろぬしのかみ)ともいいます。
末広がりの 八の字 が入ってますしね。
さて、どうでしょうか?ニャンコ先生。
ふっふっふ、さぁてニャ。コーン
アラハバキ解・汎日本古代信仰の謎に迫る(連載中)