はじめに
大阪 #高津宮(#高津神社)に花盛りの梅を見にゆきました。南からの参道には #梅川 にかかる #梅の橋。そばには #梅乃井 #献梅碑。梅川はその昔、道頓堀の上流だったという説も。#百済 #王仁博士 #梅歌
目次
本文
難波津に咲いたこの花。冬ごもりをしていたつぼみも、今は春だと咲きました。
大阪の高津宮(高津神社)の境内地に沿って梅林(花の公園)。去年GWの引っ越し前までの通勤路でした。
高津公園 梅林(花の公園)
久しぶりに歩いてきました。まずは紅白。
万葉集で一番たくさん詠まれたのが萩(141首)、二位が梅(116首)。桜は10位(41首)だそうです。意外ですね。
梅歌116首のうち32首は、天平二年(730)旧暦正月、太宰府で開かれた梅花の宴で詠われたものとのこと。
その序文、『初春の令月にして気よく風和らぎ』が令和の名になりました。
梅でも桜でも青空が映えます。
こういった枝が立った梅にはメジロが来て蜜を吸っているのをよくみかけました。次から次に飛び回って花の蜜を吸うんですね。
写真右の石垣の上が高津宮(高津神社)本殿です。
梅川にかかる梅の橋のそばの梅乃井と献梅碑
高津神社の南側から本殿に向かう参道を横切る梅川だったという水のない溝に、梅の橋という浮橋がかかっています。
位置的にこの写真の左上の向こう、西に進むと道頓堀に当たるため、梅川道頓堀上流説 もあります。
本殿の方に少し行くと、梅乃井と献梅碑。
献梅碑は、百済から渡来した王仁博士(わにはかせ)が仁徳天皇の即位を寿(ことほ)いだという4世紀末の伝承を顕彰して建てられました。
この時、王仁博士が詠んだとされるのが表題の梅の歌です。