はじめに
天理市から大和川に合流する #布留川 の源流域。#大国見山 の麓に鎮座する石上神社。#桃尾の滝 の近く。ヤマト期 #物部氏 の氏神 #石上神宮 祭祀場 #布留遺跡 の上流に鎮座しており場所的に物部氏以前の歴史のこん跡ではないかと考えています
目次
本文
先日紹介した桃尾の滝のすぐそば。
桃尾の滝近く。石神神社(いそのかみじんじゃ)
物部氏の氏神・石上神宮(いそのかみじんぐう)、物部氏の祭祀場・布留遺跡(天理大学敷地)のそばを流れる布留川(ふるがわ)の源流域、大国見山の麓に石上神社が鎮座しています。(いそのかみじんじゃ、天理市滝本町483)
創建は不明、御祭神もネットで調べても石上大神(いそのかみおおかみ)とあるだけでよくわからないのですが、石上神宮の上流域に鎮座していることから考えて、神宮よりも古い、相当に古い神社であるように思います。
もともと布留の祭祀遺跡の中に「ドウドウ地区」という地名がみられ、ドウドウは「百々」と書いて滝が勢いよく流れ落ちる音から命名されたケースがあったたので、布留川を上流にたどって桃尾の滝を見つけました(大阪サムハラ神社の御神紋は百・百を上下に合わせたデザイン。サムハラ神社の奥の宮は津山市加茂町の百々地区。もとは大滝があったそうです)
石神神社(境内)
本殿横に「神武天皇遥拝所」と刻まれた碑。碑の向こう、上流方向に、桃尾の滝がありますが見通しが悪く、ここに遥拝碑があるのも妙です。
それと、ここに碑があるということは、大国見山で神武天皇が国見をしたということでしょうか。
大国見山全体、布留遺跡や石上神宮も含めて全体を俯瞰して古代妄想(考察)した方がよさそうと考えて帰ってきました。
今回は神社の紹介だけ。