ものづくりとことだまの国

縄文・弥生・古墳時代の謎。古神社、遺跡、古地名を辿り忘れられた記憶、隠された暗号を発掘する。脱線も多くご容赦ください

【松帆の浦】瀬戸内と畿内の境。万葉集で明石の大門(おおと)と詠まれた【明石海峡】

はじめに

巨大な #明石海峡大橋 を眺める淡路島の #松帆の浦 から #明石海峡。#万葉集 に #明石の大門(明石の門)と詠まれた海の難所でした。#海人 #恵比寿神社

目次

本文

弥生時代より海人(あま)が活躍した松帆の浦

淡路島の最北端、松帆の浦から明石海峡大橋

朝の太陽が上る東の方が神戸〜大阪方面。

淡路島の最北端、松帆の浦から明石海峡大橋

たくさんの船が往来する明石海峡は、潮流の激しい瀬戸内海の難所。

かつて、この海域は、操船と航海技術に優れた 海人(あま) が活躍した所でありました。

海人たちは、弥生時代以降、海上交通、漁ろう、そして、製塩を生業とし、北淡沿岸に集落や古墳を築いた人たちです。

明石海峡大橋のこちら側が 播磨灘(はりまなだ)、向こう側が 大阪湾 になり、

列島文化という大きな視点では、瀬戸内より西の文化と畿内の文化が接する境であったとも言えます。

明石海峡大橋とたくさんの船

万葉集では「明石の門(と)」「明石の大門(おおと)」と詠まれた明石海峡

明石海峡

粟島(あわしま)に、漕(こ)ぎ渡らむと思へども 明石(あかし)の門波(となみ) いまだ騒(さわ)けり(巻七-一ニ〇七、作者不明)

粟島(淡路島)に漕いで渡ろうと思うけれども、明石海峡の波が騒いでいる

明石海峡をのぞむ恵比寿神社。歴史や由緒や歴史はわかりません。

松帆の浦 恵比寿神社

浜辺のハマゴウと祠の前に落ちていた松ぼっくり

空を飛ぶトンビと飛行機

明石海峡大橋 真下から

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