ものづくりとことだまの国

縄文・弥生・古墳時代の謎。古神社、遺跡、古地名を辿り忘れられた記憶、隠された暗号を発掘する。脱線も多くご容赦ください

【聖なる樹】見頃のアーモンドの花見と春の妄想【鶴見緑地公園】

はじめ

1990年の花の万博跡地 #鶴見緑地公園 で、見頃を迎えた #アーモンド の #花見。旧約聖書では神の意思を伝える #聖なる樹 としてたびたび登場します。#アロンの杖 #錫杖

目次

本文

アーモンドの森

日曜日は天気がよく、薬を変えた途端、花粉症の症状もマシになったので、鶴見緑地公園*1に見頃のアーモンドの花見に。

森と言っても、アーモンドの樹が植えられているだけですが😅

花博記念公園(鶴見緑地)アーモンドの森

公園サイトでは「五分咲き」と告知されてましたが、陽気で一気に咲いて「七〜八分咲き」といったところ。

バラ目 バラ科 モモ亜科 サクラ属 アーモンド

季節的にはウメよりも後、サクラ(ソメイヨシノ)より前、モモの花にも似た淡いピンクの花ですね。

Wikiでは「バラ目 バラ科 モモ亜科 サクラ属 アーモンド」という目が回りそうな分類😀

花は枝から直接咲き、

夏にアーモンドの実をつけるそう。

採りに来たらアカンかな。

旧約聖書に登場する聖なる樹

旧約聖書、モーゼの「出エジプト記」のところでアーモンドの樹が何度か登場します。

モーゼのお兄さんのアロンが持つアーモンドの杖に、神が花と実を成らせ、アロンが祭祀を司るようになった逸話はよく知られています。

アロンの杖(イラストACより)

アロンの杖は、契約の箱にも納められました。

*****

ネットで調べていると、アーモンドの樹のことを、現代ヘブライ語で「シャケド」と言うそう。

で、それが転訛して日本でも修行僧が持つ「錫杖、しゃくじょう」になった説も😮

右手に錫杖を持つ弘法大師空海さん(大阪四天王寺、昨秋)

考えてみれば、インドや中国の修行僧も杖を持ち歩きますから、大ユーラシア(シルクロード)視点で繋がっているのでしょうね。

アーモンドのシャケドに対して、錫杖が日本のシンボル・サクラなら「面白いよなぁ」なんて考えながら検索してみましたが、

特にそういうことは書かれていませんでした。

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*1:1990年。花の万博跡地