ものづくりとことだまの国

縄文・弥生・古墳時代の謎。古神社、遺跡、古地名を辿り忘れられた記憶、隠された暗号を発掘する。脱線も多くご容赦ください

【松倉神社(2)】あの世(磐座)で絶景を眺め、この世(鳥居)に戻る

前回の続き。津軽 #松倉神社(松倉観音堂)#奥宮。#梵珠山 山頂近くの巨大な岩山は神霊が鎮座する #磐座。私たちのご先祖様と同じく東に #岩木山 #津軽平野 #日本海を一望する絶景に #あの世 を垣間見た気分になりました

目次

本文

【前回記事:松倉神社(1)江戸期には松倉観音堂と呼ばれた】

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松倉神社 奥宮が鎮座する岩山

松倉神社 図絵(御朱印所にて。制作時期不祥)

(前回の続き)

津軽・梵珠山(ぼんじゅやま)の松倉神社。

御本殿の(向かって右)横を通り抜ける小道を進むと奥宮の磐座が見えてきます。

松倉神社 奥宮 頂上に三祠が鎮座する大きな磐座

岩山の急斜面には、登り降り用のザイルが垂らされていました。

奥宮に登る斜面

松倉神社 奥宮からの絶景

山頂からの絶景です。

東の梵珠山の頂。

松倉神社 奥宮からの眺め。東の梵珠山

西に津軽平野岩木山の稜線がなだらかに北に下り、日本海に溶け込んでいるように見えます。

磐座に松がたくさん生えていることから、松倉の名が付いたと云われます。

松倉神社 奥宮からの眺め。東の岩木山津軽平野、そして日本海

北東から眺める岩木山をアップ。

山頂を穏やかに大蛇の雲が流れていますね。

松倉神社 奥宮からの眺め。東の岩木山

松倉神社 奥宮の三祠

奥宮の磐座の三祠。

前回紹介した松倉神社誌に『妙徳太神(みょうとくおおかみ)、善救大神(ぜんぐおおかみ)、大天霊神(だいてんれいしん)』と書かれた神々の祠でしょうか。

(それぞれがどの神様の祠で、それぞれがどのような方かは、今のところ詳しくわかりません)

高い所の祠から順に。

松倉神社奥宮 三祠

松倉神社 参拝を終えて

松倉神社 麓の参道入り口の鳥居

クマに警戒しながら、上り下りで約1時間半の孤独。

参道口の鳥居まで戻ったときは、無事(生きて)帰れた!と、めちゃくちゃホッとしました(それでもまだ山奥ですが…)

鳥居をくぐって三十三の観音様に見守られて参道を『あの世』に向かい、そして観音様に見守られながら『この世』に帰って来ました。

あの世とこの世を繋ぐ三十三体の観音様は、生まれ来る幼子、死にゆく人の道しるべ…

鳥居に戻ったとき、やけに穏やかで、もの静かな気分になっていたことが心に残る参拝でした。