前回の続き。津軽 #松倉神社(松倉観音堂)#奥宮。#梵珠山 山頂近くの巨大な岩山は神霊が鎮座する #磐座。私たちのご先祖様と同じく東に #岩木山 #津軽平野 #日本海を一望する絶景に #あの世 を垣間見た気分になりました
目次
本文
【前回記事:松倉神社(1)江戸期には松倉観音堂と呼ばれた】
松倉神社 奥宮が鎮座する岩山
(前回の続き)
津軽・梵珠山(ぼんじゅやま)の松倉神社。
御本殿の(向かって右)横を通り抜ける小道を進むと奥宮の磐座が見えてきます。
岩山の急斜面には、登り降り用のザイルが垂らされていました。
松倉神社 奥宮からの絶景
山頂からの絶景です。
東の梵珠山の頂。
西に津軽平野。岩木山の稜線がなだらかに北に下り、日本海に溶け込んでいるように見えます。
磐座に松がたくさん生えていることから、松倉の名が付いたと云われます。
北東から眺める岩木山をアップ。
山頂を穏やかに大蛇の雲が流れていますね。
松倉神社 奥宮の三祠
奥宮の磐座の三祠。
前回紹介した松倉神社誌に『妙徳太神(みょうとくおおかみ)、善救大神(ぜんぐおおかみ)、大天霊神(だいてんれいしん)』と書かれた神々の祠でしょうか。
(それぞれがどの神様の祠で、それぞれがどのような方かは、今のところ詳しくわかりません)
高い所の祠から順に。
松倉神社 参拝を終えて
クマに警戒しながら、上り下りで約1時間半の孤独。
参道口の鳥居まで戻ったときは、無事(生きて)帰れた!と、めちゃくちゃホッとしました(それでもまだ山奥ですが…)
鳥居をくぐって三十三の観音様に見守られて参道を『あの世』に向かい、そして観音様に見守られながら『この世』に帰って来ました。
あの世とこの世を繋ぐ三十三体の観音様は、生まれ来る幼子、死にゆく人の道しるべ…
鳥居に戻ったとき、やけに穏やかで、もの静かな気分になっていたことが心に残る参拝でした。