この正月も奥さんの実家の広島。二日の早朝 #安芸の宮島 #厳島神社 に初詣。干潮で #大鳥居 の足許から #日の出 を遥拝。見上げた鳥居には「厳島神社」と「伊都岐島神社(古名)」二枚の扁額が掲げられていました。
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コロナの影響が残っていた一年前と違い、今年は十倍ぐらいの人出。
フェリーの切符を買うのに行列している間に一番船が出てしまい、ふ頭で並びました。
朝日影となるこちら側の山肌は真っ闇ですが、浜辺中央の明かりのあたりに厳島神社の大鳥居があるはずです。
後背の弥山(みせん、535m)は、花崗岩質に特徴的なゴツゴツした山容。
厳島神社 大鳥居
フェリーの初詣特別サービスで、大鳥居を正面に見るコースを航行。朝まずめの中、沖合から大鳥居を撮影できました。
おやっ!今年は干潮で、大鳥居の下まで行けそうですヽ(^o^)丿
安芸の宮島#厳島神社#大鳥居 pic.twitter.com/rM1pFcJoh8
— 開物発事 (@Kai_Hatu) 2024年1月3日
砂浜を歩いて大鳥居の下まで来ました。日本最大の両部鳥居*1です。
大鳥居の日の出(正月二日)
元旦は雲が多かったそうですが、正月二日は晴天で日の出を拝むには絶好の条件。
正月二日#安芸の宮島 #大鳥居
— 開物発事 (@Kai_Hatu) 2024年1月2日
日の出 pic.twitter.com/rSF6EbJ9MH
「厳島」と「伊都岐島」の扁額
大鳥居には海に向いた側と山に向いた側の両側に、二つの扁額が掲げられています。
海に向いた方には 厳島神社、山に向いた方には 伊都岐島神社 と書かれています。
今は厳島神社(いつくしまじんじゃ)が正式名称ですが、伊都岐島神社(いつきしまじんじゃ)という古い名もあります。
当社の御祭神は宗像(胸肩)三女神*2で、その一柱の市杵島姫命(いちきしまひめ)は弁天さまとしても知られる女神さまですね。
「いつくしま」に「いつきしま」に「いちきしま」…
美しき 神のシマを斎き祀る(いつきまつる)巫女神 をあらわす言葉であるのは間違いないですが、さて、その名が三女神をあらわす「一体分神」なのか、弁天さまをあらわす「異名同神」なのか、よくわかりません。
厳島の「シマ」には古神道における聖域(現在では境内)のような意味があり、糸島(イトシマ、古名は「伊都」)や伊勢志摩(イセシマ)の「シマ」と同じであると個人的には考えています。
そして、シマには巫女神(女神さま)がおられます。