目次
本文
股ケ池明神(ももがいけみょうじん)、桃ヶ池公園内
大阪市阿倍野区桃ヶ池町1丁目。大阪メトロ(地下鉄)御堂筋線・昭和町駅。または谷町線・田辺駅。
略記(文字起こし)
股ケ池明神 略記
人皇第三十三代 推古天皇の御世 股ケ池中央にある浮島のくぼみに胴のまわり一丈一尺(2.6メートル)、長さ約三丈六尺(11メートル)もあろうかと思われる偉大なる怪物の死体が横たわっていて人民の愁いあり。
時に聖徳太子がその地に穴を掘って怪物の死体を埋めたが然しその後も引つづいて池には怪異が起るので、其の怪物の霊が浮かばれないからだと云うのでこの地に塚をたて、おろち塚と称して天神地鬼を祀ったのである。この塚は昭和の初期まで残されていた。
それから星うつり年変わりて幾百年、高津三番丁に住む信心深い角田某と云う人が或る夜、夢の中に神前に祈祷をしている際、俄に紫雲がたなびき亘りその中に蚊竜(こうりゅう)が降りて来て、哀れ悲しい声で「どうか股ケ池に於て祀りをして呉れ」と哀願するや夢からさめた信心厚い此の人は神の御宣託なり、と早速に「おろち塚」の北の処に一宇を建て丸高、丸長の二大竜王として祀ったと伝えられている。
摂陽群談には・・・池は東成郡南?田辺村にありて×××言えり昔此の池に大蛇ありて人民の愁なりき時に聖徳太子を使せしめて池に入らしむ 淵底深しと雖も脛に及んで易く退治して愁を止めしむ。因×之×号す。とある。 御祭神
丸高竜王 丸高大神 学問の神様
丸長竜王 丸長大神 商売の神様
現在は天在諸神と称して天照大神以前の十八柱の神と配せ祀られています
おそらく海からの漂着物。鯨は古代日本人の食糧であり信仰の対象であるのでわかるはず。
メガマウスとか、ジンベイザメとか、死後経過したものが漂着したのだろうか? ネッシーかも笑。
どうしたら、何があって、ナニモノが、水路をあそこまで(約十キロ)、遡上したのだろう?
ネコ弁天さま
実は上記記事に対しそれは「お狸さま」とのご指摘があり、教えていただいた参考例の大阪市住之江区安立・霰松原・金高大明神を調べた。
この週末にお参りを予定していたが、あいにくG20および奥様発熱のため外出できず。
で、リンク貼らせていただきます。
ブ~~~ッ(ふいた・・・まことに失礼!)ちがうよな~!
ご指摘いただいた件、すみませぬ。暫定で「猫の弁天さま」でよろしいでしょうか。
股ケ池明神 境内
万代池(熊野街道、大阪市住吉区万代3丁目)
記事中(20200607)、熊野古道曼荼羅に万代池が描かれています