はじめに
岩木山神社 境内の #白雲大龍神(タキツヒメ)#稲荷大明神(トヨウケビメ)。青森のアイドルクループ #りんご娘 #RINGOMUSUME 彩香ちゃんのご当地レポートから、御祭神(五神)など、より詳しく知ることができました
目次
- りんご娘に教えられ神紋読み
- 白雲神社(白雲大龍神)
- 稲荷神社(稲荷大明神)
- 祓所(手水舎)
- 境内・参道沿いの水の流れ
- りんご娘 RINGOMUSUME 岩木山神社を舞台にしたMV、彩果ちゃんのレポート
本文
2回目の今回は、岩木山神社(青森県弘前市百沢寺沢27)の境内末社の白雲神社(白雲大龍神)、稲荷神社(稲荷大明神)、禊所(手水舎)を紹介(10月14日参拝)
りんご娘に教えられ神紋読み
(神紋読み:開物発事の用語。神様(神社)の歴史・暗号を考察することをいいます。)
青森の農業活性化アイドルクループ『りんご娘 RINGOMUSUME』の彩香ちゃんのご当地レポートで岩木山神社の御祭神(五神)のことを教えてもらいました。
御祭神:顕國魂神(うつしくにたまのかみ)は 国土(クニ)、多都比姫神(たつひひめのかみ)は 水の龍神、宇賀能売神(うがのめのかみ)は 米の稲荷神、大山祇神(おおやまづみのかみ)は 山の神、坂上刈田麿命*1(さかのうえのかりたまろのみこと)は 神社再建の功で人神(命)として
また「中でも、とても働きの大きい(活発な)稲荷様と龍神様は、末社として別に稲荷神社と白雲神社を建てた」という権禰宜(ごんねぎ)の須藤典子さんのお話も紹介してくれていました。
へぇ~、そういう感覚もあるんだなぁと勉強になりました。
そこから調べて、白雲神社の多都比姫神(たつつひめのかみ)は宗像三女神のタキツヒメ(お滝さま)のことで、稲荷神社の宇賀能売神(うがのめのかみ)は豊受姫、だということも知りました。
神社好きではありますが、お稲荷さんの神さまが、伊勢(外宮)の豊受の神さまと同一神という認識は、今までなかったですねぇ。。。
それにしても、この年で、アイドルに教えてもらうとは!(´▽`)。(記事末に彩果ちゃんの素晴らしいレポートをリンゴリンク)
白雲神社(白雲大龍神)
白雲神社の周囲の水辺。流れがない泉のような感じで、岩木山からの伏流水が湧きだす龍穴かと思われます。
御祭神:多都比姫神(たつひひめのかみ)こと、タキツヒメ(お滝さま)
周囲は水気の多い所で苔むしています。結界が張られた御神域(祭場?)は、岩木山神社の拝殿の東側。
こういう場所は、九州の宗像大社(高宮祭祀)、京都の下鴨神社(切芝)でもみることができます。
稲荷神社(稲荷大明神)
『◯◯大明神』というのは神仏習合の時代以降、特に近世に、古くからの神様によく命名されました。
御祭神:宇賀能売神(うがのめのかみ)こと、豊受姫神(伊勢外宮の豊受大神)。宇迦之御魂神または倉稲魂命(うかのみたまのかみ)
祓所(手水舎)
ふつうの神社の手水舎とは趣が違い、三頭の龍の口から滝のように水が落ちています。
岩木山の伏流水だそうで、白雲神社の水辺の水脈とつながっているのでしょう。
鳥居のある参道からは右側にあり、参拝で手水舎を使う時、参道を横切り右に向かう形になります。
境内・参道沿いの水の流れ
祓所から出た水の流れはしばらくすると直角にまがり、浮橋を横切る形で、参道の反対側を流れ下りてゆきます。
りんご娘 RINGOMUSUME 岩木山神社を舞台にしたMV、彩果ちゃんのレポート
岩木山神社を舞台にしたMV。JAWAMEGI NIGHT!
PV中、御祭神五柱が描かれた貴重な掛け軸が登場します。
JAWAMEGI NIGHT!! / RINGOMUSUME(りんご娘)
「じゃわめぐ」は津軽弁で「からだじゅうがざわざわして、いてもたってもいられなくなるような高揚感」を言うそう。
なるほど。ねぶた祭りの夜や、津軽のじょんがら三味線を聴いたりする時の高揚感ですね。
神紋読みで、思わぬことろでタキツヒメに出逢って、じゃわめぎました。笑
りんご娘のメンバー(現在/王林、とき、彩香、ジョナゴールドの4人)の名前は、津軽のリンゴ品種から。