大神神社(奈良県桜井市)大和国一之宮・三輪明神
御祭神:大物主大神(おおものぬしのおおかみ、大国主(おおくにぬし)の幸魂(さきみたま)・奇魂(くしみたま))
配神:大己貴神(おおなむちのかみ)、少彦名神(すくなひこなのかみ)
文字起こし・前半)大物主大神は、世に大国主の御名で知られる国土開拓の神で、農工商業等あらゆる産業を開発し、方除・治病・造酒・製薬・交通・縁結び・開運等、世の中の幸福を増進することを計られた人間生活万般の守護神であります。後に神様の御思召しによりその御魂(幸魂、さきみたま・奇魂、くしみたま)を三輪山に永くお留めになり、それ以来、秀麗な三輪山を御神体と崇めて、本殿は設けず、拝殿の奥にある三つ鳥居を通し、お山を拝するという原初の神祀りを今に伝えている我が国最古の神社であります。
手水舎の横に、特製のひしゃくを使用しないで手水を使えるニュータイプが登場していた。
拝殿前の御幣を祓うところ、社務所にもエタノール。さすが。備えは万全。
大国主(オオクニヌシ)と縁のある兎をなでた後は、忘れず手指を消毒。
久すり道の磐座神社。御祭神は薬の神様
久すり道の階段を上ってしばらくゆくと、大神神社摂社の磐座神社(いわくらじんじゃ)が鎮座する。
御祭神は『大物主神とともに国土を開拓し、人間生活の基礎を築かれると共に、医薬治病の方法を定められた薬の神様として信仰されている』少彦名神(すくなひこなのかみ)。
三輪山の麓には辺津磐座(へついわくら)と呼ばれるイワクラが点在していて、磐座神社もそのひとつ。
狭井神社の薬井戸、三輪山への登拝口
こちらは手水舎にエタノール。
狭井神社の霊泉は『薬井戸』とよばれる。
三輪山から湧く御霊水で、遠くから水をいただきに来る方も多い。三輪山に登拝する人は持参のペットボトルに入れている。
『酒造家は醸造、製薬業者は製剤、書画に精進される方はその用水に』と書かれている。
登拝の前と後にも忘れずに。