はじめに
スパッと切ることから #石切剣箭神社 は #でんぼ腫れ物の神様 として有名。御祭神は #ニギハヤヒ #ウマシマデ 親子二柱。#物部氏 の嫡流を祀ります。#穂積氏
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本文
石切剣箭神社（いしきりつるぎやじんじゃ、東大阪市東石切町1丁目）
御祭神：饒速日尊（ニギハヤヒノミコト）、可美真手命（ウマシマデノミコト）
屋根の上の剣が特徴です。形式的には随身門（ずいしんもん）ですが、境内図では絵馬殿となっています。
「るいれき」とは腫れ物のことで、中でも切っても切ってもできてくる悪性のもの。これで苦しんでいた人が、石切剣箭神社にお詣りし、満願の日に、きれいさっぱり快癒したという話が掲げられています。
腫れ物（石）をスパッと切り取る、、、石切さんは「でんぼ（腫れ物）の神様」として知られています
朝早く、すでに何人かの方が本殿前のお百度石をまわっておられました。
石切剣箭神社 境内
神武社由緒より）神武天皇が蹴り上げた「石」を御霊代（みたましろ）としてお祀りしています。神武東征の折に、高天原の神々に武運を祈り蹴り上げたと伝わります。日本一運勢の強い開運の神で、延命長寿の神として信仰されています
石切剣箭神社 本殿奥に。
石切剣箭神社で興味深いのは、本殿奥の「穂積殿」という建物があり、周囲にいくつかの境内社（小祠）があるところでしょうか。
私が知る限り「穂積氏」はニギハヤヒの末えい、物部氏と同族、というか、物部氏の嫡流との見方もある氏族です。
御祭神のニギハヤヒとウマシマデは親子関係と伝えられます。
願い事をしながら、三つの丸石を順番に撫でます（病魔除け・災難除け・学問向上）
真ん中の丸石には「九頭神」と刻字されています。
一生に一度の願いを叶えるといわれる一願成霊尊。
覗き込みましたが、御神体はよく見えません。はっきりと確認できませんが輪郭は。。。たぶん。。
隣の穂積神霊社の「丸石」から推理してみてください。
境内図には書かれていませんが、穂積神霊社の前にあります。
願い事を書いた紙を祈り亀の腹におさめて、石造りの小祠の手前の「神霊池」に放つとよいと案内に書いてあります。
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アラハバキ解・汎日本古代信仰の謎に迫る（全54話完結）
【2020年12月～2021年5月、連載】丸石と石棒（第1章、はじめに。）
