はじめに
平安京の前、山背(やましろ)の国を開拓した #秦氏 の氏神として創建され、京都最古と云われる #松尾大社。大山咋神と市杵島姫命の男女二神を祀る神社は醸造の神様としても崇敬されています
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目次
本文
(34.99995276544908, 135.6850290607107)/京都市西京区嵐山宮町3/阪急嵐山線。松尾大社駅より徒歩すぐ。専用駐車場あり
案内板では「まつのおたいしゃ」ですね。
御祭神:大山咋神(おおやまくいのかみ)と市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)の二神を祀る
大宝元年(701)に秦忌寸都理(はたのいみきとり)が 松尾山大杉谷の磐座の神霊を勧請し、秦氏の氏神として当地に社殿を建立したのが起こり と伝えられる。平安遷都後は王城鎮護の神として、また中世以降は酒造の神として人々の信仰を集めている。本殿(重要文化財)は、「松尾造(両流造)」と呼ばれる珍しい建築で、天文十一年(1542)に改築されたものである。宝物館には等身大の男神坐像二体、女神坐像一体(いずれも重要文化財)が安置されている。また、境内の霊泉「亀の井」の水を醸造のときに混ぜると、酒が腐らないと伝えられる。毎年四月の松尾祭には、境内に山吹が咲き乱れ、桂川で神輿の船渡御が行われる。 また七月には御田祭(おんだまつり、市無形文化財)が行われるなど、多くの人でにぎわう。
御神徳:京都洛西の総氏神として、約十万戸の氏子の崇敬を集めるほか、古来、開拓、治水、土木、建築、商業、文化、寿命、交通、安産の守護神として仰がれ、特に醸造の神様として、全国の酒造家、味噌、醤油、酢等の製造および販売業者から特別な崇敬を受けています(パンフレットより)
松尾大社 参拝
前日から琵琶湖地方の湖西線が運休するほどの強い風が続いていて、
松尾山から下りてくる風が、奥の本殿から吹き抜けて来ます。
お酒の神様に奉納された一斗樽が並べられた様子は壮観。
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本殿の東の杜を歩いていると、強い風で飛んできたものが背中にトンとあたり…
見てみると、スギまたはヒノキの枝。
これは挨拶でしようか。
今年も、花粉症ではたいへんお世話になりました👍😅
このあと、木の枝が直撃😅 pic.twitter.com/98QWNDWpmM
— 開物発事 (@Kai_Hatu) 2023年4月22日
境内に吊るされた杉玉も揺れていました。