早朝の #奈良公園 。 #春日大社 参道の樹々の間から朝の光が射し込む時間、神の使いの #シカ たちはそれぞれが目覚めた場所でノンビリ。立派な雄ジカが #藤 の樹をバリバリ食べる様子を目撃 #御蓋山
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春日大社参道のシカたち
朝イチの電車とバスを乗り継いで奈良公園へ。
春日大社の参道には東の御蓋山(みかさやま)の方から朝の強い光が差し込みます。
この時間、鹿たちはそれぞれが目覚めた所で、ぼんやりしていたいようです。
写真を撮るのに近づくと、多少警戒されますが、逃げるようなことはしません。
アクビをしているのもいました
シカがアクビをする時の声が聞こえるんですよ😀
春日大社の創建
春日大社のシカは神の使いとして創建時(768年、神護景雲二年)から大切に扱われて来ました。
御祭神の武甕槌命(タケミカヅチ)が(はるばる鹿島から)白鹿に乗って降り立ったのが御蓋山の山頂 浮雲峰 とされ、本宮神社が鎮座しています(特別な時期を除いて禁足地)
藤原氏を名乗る前の中臣氏(なかとみし)の氏神を、平城京の鎮護のために藤原氏が招いて創建したのが春日大社です。
発見!藤の樹とシカの関係
春日大社の杜の大きな樹に、藤(ふじ)が巻き付いているのをよく見かけます。
鳥居に見える樹は、向こうの樹に巻き付いた藤から伸びた根っこでもありました!
藤の根は数十メートルぐらい地中に根を張り、地面や空中を自在に這います。
そんな力強い藤を家紋にしたのが藤原氏。
早朝の参道で面白い光景を見ました。
立派な雄ジカが藤の樹皮に夢中でかぶりついてます😀
藤の樹の皮(繊維)を食べる#春日大社 の #鹿 pic.twitter.com/e6izEjpm5z
— 開物発事 (@Kai_Hatu) 2024年9月6日
樹皮は少し伸縮性があり、繊維もシッカリしていて食べごたえがあるようです。
藤原氏が藤を大切にしたのは、神の使い・シカのご飯になったからかも知れませんね。
春日の杜には、もう一つのシカのご飯となるトングリの樹もたくさん生えています。
まもなく、どんぐりの実で「天高くシカ肥ゆる秋」ですね。