ものづくりとことだまの国

縄文・弥生・古墳時代の謎。古神社、遺跡、古地名を辿り忘れられた記憶、隠された暗号を発掘する。脱線も多くご容赦ください

鹿島神宮

【鹿嶋神社】大和二上山のふもとに海人信仰「鹿島の神」が鎮座する理由★★★

常陸国一之宮(現茨城県の第一番の神社)鹿島神宮の御神祭・タケミカヅチを鎌倉の1172年に勧請(お呼び)した神社が、本日紹介する鹿嶋神社(奈良県香芝市下田西1丁目9−3)。 近鉄・大阪線、下田駅前の国道165線(旧伊勢街道)に面して鎮座してい…

縄文海進(6,000年前 今より海が5メートル高かった)時の鹿島神宮・浅草神社がある場所の様子

今回の江戸行きでは、浅草神社(三社祭)と鹿島神宮にお参りした。 少し気になって、今から約6000年前の縄文海進の時、 つまり、今よりも海が5メートルも高かった最高海抜時に、鹿島神宮と浅草神社のある場所がどうだったかアースダイビング地図を作っ…

なぜ神社はそこにあるのか? 地震津波の防災、被災時の「よりどころ」という側面(鹿島神宮で考える)

日本人に深く根づいている大地震とナマズのイメージ(鹿島神宮) 荒魂(あらたま、あらみたま)・和魂(にぎたま、にぎみたま)をご存知だろうか。 「(生まれたばかりの)荒々しいもの」と「(安定して)おだやかなもの」。神の魂を二つに分け、それぞれの…

鹿島神宮。御神体に触れる飾らない古神社の趣

週末の東京行きのついでに鹿島神宮に御参りした。 ついでと言っても、房総半島の先端、茨城県鹿島市まで車で100キロ、往復200キロの行程であった。 朝七時ごろ着いたが、早くもお参りしている人が次々。鹿島アントラーズの必勝祈願に訪れている若者た…