ものづくりとことだまの国

縄文・弥生・古墳時代の謎。古神社、遺跡、古地名を辿り忘れられた記憶、隠された暗号を発掘する。脱線も多くご容赦ください

防災の知恵

【防災の日】にちなんで【京都大学阿武山地震観測所】見学ツアー【阿武山古墳】

今日は #防災の日。先日参加した #京都大学阿武山地震観測所 見学ツアー(要事前予約、無料)。地震学の歴史や地震のことなどを学んで来ました。10月13〜14日の特別イベント情報。#阿武山古墳(#藤原鎌足 公墓) 発見話も面白かったです 目次 阿武山地震防災…

【中央構造線 マップ】伊勢神宮、諏訪大社(四宮)、鹿島神宮

はじめに 例えば #伊勢神宮 #諏訪大社 #鹿島神宮 は地中をうごめく龍神や大ナマズを鎮めるかのように #中央構造線上に鎮座しています。#大鹿村中央構造線博物館 のマップでその詳細を見ることがてきます 目次 中央構造線の詳しい調べ方 伊勢神宮 諏訪大社 鹿…

【諏訪のタケミナカタ】中央構造線 神様の壮大な綱引き【鹿島のタケミカヅチ】

はじめに 伝承を伝える諏訪の語り部が #中央構造線 #フォッサマグナ の話を頻繁にするのが気になり調べてみると… #諏訪大社(四宮)は数万年単位で離れてゆく大地の割れ目の上に鎮座していました 目次 諏訪の語り部 【諏訪地方】中央構造線とフォッサマグナ…

【野島断層保存館】震災メモリアル【災害の記憶と防災の知恵】

はじめに 淡路島をめぐる中 #野島断層保存館 を見学。1995年1月17日早朝、阪神間に大被害をもたらした #阪神淡路大震災(兵庫県南部地震)の発生時、地上にあらわれた断層が保存展示されています #防災の日 目次 野島断層保存館(兵庫県淡路市小倉) 野島断…

【2011年3月11日 東日本大震災】2015年初夏 石巻市訪問【釜の地名・考】

石巻市に、いとこがいる。 20年前に亡くなった育ての母が宮城(今は石巻市に合併された旧桃生郡)の人で、その姪っ子が大阪の高校に通っていたとき同居していて、私は小学~中学生だった。 それ以来、お互い、いとこと思って過ごしてきた。 いとこ夫婦は石…

【新型コロナウィルス】ニュースに出てくる『PCR』にまつわる誤解について書いてみた

古代史をやっていると、現代人と古代人との遺伝的なつながりや、縄文人の遺伝子解析などでバイオテクロジーに関連した話が出てくる。 父系も含めた全遺伝子(核DNA)解析、母系ミトコンドリア解析のこと、そしてその進展を支えているPCR装置と技術について、…

今どき中国人旅行客で混み合う地下鉄に乗り合わせて思うこと【新型コロナウィルスの流行】

2009年新型ウィルスの流行 昨今の新型コロナウィルス流行の報道に触れるたび、2009年の新型インフルエンザを思い出す。 ja.wikipedia.org メキシコあたりでアウトブレイクしたという朝刊一面を見た一週間後に、当時小学4年生だった三男が、学校でも…

防災の日 神社と防災についての興味深い研究

福岡県糸島市、御神体の可也(かや)山。海辺の鳥居。山のぐるりには熊野神社のほかいくつか神社がある。山頂に可也神社 神戸市立高等専門学校、高田知紀先生(都市工学科)は「神社と防災」をテーマにいくつかの研究論文を発表されている。 2012年の「東日…

関東の弥生時代 前方後円墳の千葉古代マップ

昨日の記事で、ブロガーさんに教えていただいた全国前方後円墳データベースを見ていた。 ちなみに私は千葉県が前方後円墳の最多県であることを知らなかった。 しかし、面白いものを教えていただいた。こういうものがあったのか!と知るだけでもブログを始め…

なぜ神社はそこにあるのか? 地震津波の防災、被災時の「よりどころ」という側面(鹿島神宮で考える)

日本人に深く根づいている大地震とナマズのイメージ(鹿島神宮) 荒魂(あらたま、あらみたま)・和魂(にぎたま、にぎみたま)をご存知だろうか。 「(生まれたばかりの)荒々しいもの」と「(安定して)おだやかなもの」。神の魂を二つに分け、それぞれの…