去年に続き龍田古道を歩いています。#金山彦神社 #金山媛神社を参拝した後、龍田の風神さんが降臨したという #龍田山(伝承地)まで歩きました。#御座峰(ござかみね)とも。毎年ここで神事が行われています
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河内堅上駅から金山彦神社、金山媛神社に参拝しながら、府道53号線を登り続けて約1時間。
ようやく龍田山(伝承地、御座峰)が見えてきました。


古来より、当地を含むこの一帯を龍田山と呼び、大和と難波をつなぐ我が国最古の官道とも言われる龍田古道が通っていました。飛鳥や平城京から難波に向かう際に、龍田山をみて多くの万葉歌人が歌を残しています。奈良時代、平安時代には、桜・紅葉の名所として多くの歌にも詠われています。また、御座峰は龍田大社の風神が降臨された地とされ、現在でも毎年七月の第一日曜日に行われる「風鎮大祭」翌日には当地では奉幣行事として「御座峰山神祭、ござがみねさんじんさい」と呼ばれる神事が続けられています。この御座峰と龍田大社を結ぶ龍田古道は「神降りの道、かみくだりのみち」と呼ばれ、古くから信仰の対象となってきました。これら以外にも、当地に近い雁多尾畑地区には鍛冶の神として名高い金山彦神社、金山媛神社があります。龍田の風神との関連性も考えられ、古来より龍田という地がいかに重要な地であったのかを今に伝えています。
案内板から少しだけ山道に入ります。

少し開けた所に「龍田山伝承の地」の石碑。
その奥に、しめ縄で結界がつくられた御神域。
案内板に書いてあるとおり、ここで山神祭(さんじんさい)が行われているようです。
前回・前々回に紹介した金属の守護神・金山毘古神(かなやまひこ)と金山毘売神(かなやまひめ)もこのあたりに祀られていたのでしょうか。

神降りの道から奈良盆地の眺め
御座峰から降りて、龍田大社の元宮跡に向かいます。
府道に出ると、東側は眺めの良い所です。
既に朝の日射しが眩しくて、霞んでいますが、ここから奈良盆地が一望できます。
都を後にして、また、懐かしの都を目前にして、万葉歌人が歌を詠む気持ちよく分かります。

龍田山 見つつ越え来し 桜花 散りか過ぎなむ 我が帰るとに
大伴家持/巻20-4395(龍田山越えで見て来た桜の花は私が帰る途中に散ってしまうのだろう)
龍田の風神さんはブドウを育てる?
斜面に光っているのは、一帯の斜面で栽培されているブドウ畑のビニールハウス。
私の子供の頃と言えば小粒のデラウェア。
大阪ではこの一帯や太子町が産地です。
近頃はスーパーでも見かけることが少なくなりましたが。

日光と水はけと風通しの良い山の斜面が、良質のブドウを育てます。
龍田の風神が風を起こし高品質のたたら鉄を生んだのは、はるか昔(古墳時代まで)。
今はほそぼそですが、美味しいブドウを育てています。
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次回は④龍田大社元宮跡まで。
