和歌にうたわれた #龍田川 は、古代、大和と河内を結ぶ #龍田古道 に沿って流れる #大和川 のことでした。#JR大和路線 #柏原駅 から #河内堅上駅 を経由し #亀の瀬(地すべりエリア)まで歩きました
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本文
和歌にうたわれた「龍田川」
平安時代、六歌仙(ろっかせん)に名を連ねた在原業平(ありわらのなりひら)の小倉百人一首に掲載された有名な歌。
千早(ちはや)ぶる 神代(かみよ)もきかず 龍田川(たつたがは) からくれなゐに 水くくるとは
一面の紅葉の鮮やかな紅色に染められた龍田川なんて、神代の昔でさえもそんな話は聞いたことがない!
和歌にうたわれた龍田川。実は、河内と大和の県境の大和川だったということを、龍田古道に足を運び、調べているうちに知りました。
詳しくはこちらをご覧ください(奈良県三郷町HP。「現在竜田川と呼ばれている川は江戸時代には平群川・塩田川と呼ばれていた」)
【今回はコース前半の河内堅上駅を過ぎたあたりまでの記事です】
大和の都と難波宮を結ぶ龍田古道は、かつて存在した龍田山の麓を通る古代交通の要衝でした。
(前回紹介した龍田大社は、現在地の西側約1キロほどの丘陵地(龍田山)が創建地)
奈良方面から
— 開物発事 (@Kai_Hatu) 2024年5月3日
高井田駅に入る #JR大和路線#大和川親水公園
駅の向こうの丘陵に
古墳時代の #高井田横穴古墳群、#柏原市立歴史資料館 pic.twitter.com/2nhrvR61oW
少し前、ゴールデンウィーク前半に、JR大和路線の柏原駅から河内堅上駅を経由して、亀の瀬(地すべりエリア)まで歩いてきました。
天の磐船?の松岳山古墳(国分神社)を過ぎるとしばらく、車の往来が激しい国道25号線沿いを歩きますが(34.5683739, 135.6551235/座標。数値のみコピペしてGoogleマップで検索すると地点表示されます)の地点で、大和川に向かって左折すると、
大阪府下では珍しい吊り橋。
ここから大和川の向こう岸(北側)に渡ることができます。
#大和川 に架かる #吊り橋#龍田古道 起点
— 開物発事 (@Kai_Hatu) 2024年4月29日
定員15名。ゆらゆらと#川端橋(夏目茶屋渡し跡)
大阪府柏原市青谷 pic.twitter.com/UB5UBAcof2
吊り橋を渡ったところから龍田古道スタート。
このあたりからしばらく、龍田古道はJR大和路線と並行します。
JR大和路線。
— 開物発事 (@Kai_Hatu) 2024年4月30日
大阪から奈良に向かう列車。
踏切をまたぐこの小さな橋は#龍田古道 pic.twitter.com/djlUMmIPxu
河内堅上駅付近は、山の斜面と大和川の間の狭隘な土地の道路脇にまばらに民家があるだけで、まるで秘境のよう😀
駅名の看板は、今どき珍しいホーロー製。
今年見た中で、一番美しいと思ったツツジ。
古代大和川水運の難所・亀の瀬(の地すべりエリア)まであと1キロ。