はじめに
新潟県村上市は #サケ漁 が栄えたところ。#日本最初の鮭の博物館 #イヨボヤ会館 を見学した後、#三面川 河口 滝の前 #多伎神社にお参り。海沿いの長い参道を歩きます。神社のそばに立派な滝。目の前には日本海と三面川が接する水域。サケの長旅のはじまりと終わりの玄関口です
目次
本文
日本最初の鮭の博物館 イヨボヤ会館
朝日連峰(朝日岳)に源を発し、新潟県村上市から日本海に注ぐ三面川(みおもてがわ)。
鮭が育ち、遡上する川として知られています。
河口に近い村上市街地にあるイヨボヤ会館で上映されていたサケの物語の中で、村上サケ漁にまつわる多伎神社(たきじんじゃ)の神事が紹介されていました。
神社への道順を係員さんに聞くと、車で十分もかからない。が、つい先日、クマが目撃されたそうで「参道が閉鎖されている可能性がある」と(怖っ!)
三面川の河口 海沿いの長い参道 滝とタブノキ
神社へは国道345号線(日本海パークライン)に入ってほどなくの漁港(滝の前)への脇道を下って行きますが、入り口がわかりにくく(ナビでも)始めての人は注意です(坂を下りきった海岸沿いの参道入り口は広い駐車スペースになっています)
多伎神社には、源義経が奥州平泉へ逃れる途中、弁慶が社の前の岩の上に立ち、美しい日本海の景色に「さても麗わしき景色かな」と感動し『観潮閣、かんちょうかく』と名付けた伝説があるそうです。
幸い?参道は閉鎖されていませんでした。海に山(多岐山というんでしょうか?)が迫った細い参道を、数百メートル歩いてゆきます。
ここは、三面川と日本海が交わるところで、潮の干満で、川水になったり塩水になったりします。訪れた時間帯、水をなめてみると、川水でした。
神社の赤い鳥居の手前。立派な滝(おたきさま)。
多伎神社の前に広がる水域には、神社のお山のタブノキ樹林から流れ出す『ニオイ』があり、記憶に刻み込んだサケたちが再び、川に戻って来る道標になっていると紹介されていました(イヨボヤ会館の映像音声)
滝の前 多伎神社
御祭神:湍津姫命(たきつひめのみこと)
拝殿(本殿)の約10mほど上の崖のところに小社がありました。ロープ伝いに上ってみました。
お詣りの後、細い参道を戻ってますと、駐車場から歩いてきた人が、曲がり角から突然、視界に現れたオッサン(私)に『ビクゥッ!』としてたのがおかしかったです。たぶんクマと間違われたのかも知れません。猟銃ではなくて釣竿でよかったと今更ながら思います(笑)。
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イヨボヤ会館の隣のサーモンハウス・はらこ茶屋で遅い昼食。
名物の「塩引き鮭」と「はらこ」がセットになった定食。