はじめに
近鉄奈良線額田駅から生駒山の登山道へ。目指すは生駒山系唯一の瀑布 #長尾の滝 #天龍院。途中に修験の道場寺院が並びますが廃寺もいくつか。長尾は龍神の尾の意か。天正年間の関白は山鳥の尾にたとえて詠みました #雌滝
目次
本文
長尾の滝への登山道
まだ使っていそうな寺院(道場)もありましたが、廃寺もいくつか。まもなく山に飲み込まれそうです。
天龍院手前 石造物の数々
長尾の滝(雌滝)
滝口の上に見えるのが天龍院。
たずねずば ありともここに 山鳥の 長尾の奥の 滝の白糸(関白 近衛前久)
『長尾』は龍神の尾と思いますが、関白は山鳥の尾として詠んでいますね。
ヤタガラス(生駒の大鳥)も含めて、昔から「山を鳥と観る」視点はあったようです。
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アラハバキ解・汎日本古代信仰の謎に迫る(全54話完結)
【2020年12月~2021年5月】