ものづくりとことだまの国

縄文・弥生・古墳時代の謎。古神社、遺跡、古地名を辿り忘れられた記憶、隠された暗号を発掘する。脱線も多くご容赦ください

【竹生島】佛のみ手にいだかれて 眠れ乙女子 やすらけく【琵琶湖周航の歌】

はじめに

GW初日の土曜日 #今津港 から #竹生島 に。#琵琶湖周航の歌 の歌碑。大正四年、三高(現京都大学)ボート部の小口太郎(当時19才)作詞、吉田千秋(同20才)作曲。百年以上歌い継がれています

目次

本文

琵琶湖周航の歌

琵琶湖の竹生島(ちくぶしま)へは、湖東の長浜、または、湖西の今津 から渡ります。

今回は奥さんと今津港から。

今津港から竹生島(ちくぶしま)右に伊吹山

竹生島に向かう船内で「♬われはうみの子 で始まる 琵琶湖周航の歌 では・・・」という音声ガイドを聴いて、奥さんが「えっ!?あれって琵琶湖の歌なん!?海の歌とちがうん?」と聞き返す。

『♬われは海の子(しらなみの~)』の方と勘違いしている様子。

今津港 琵琶湖周航の歌

有名ですが、古い歌でご存じない方もいるかも知れませんのでユーチューブから(4番まで)

藤圭子さんは、宇多田ヒカルさんのお母さん。一級の歌唱力でとてもキレイな人でした。残念ながら2013年にお亡くなりになられました。)


www.youtube.com

われは湖の子さすらいの 旅にしあればしみじみと 昇る狭霧やさざなみの 志賀の都よ いざさらば

古代妄想の私にすれば、滋賀ではなく、志賀 であるところがポイントです。

はるか昔(弥生時代)、琵琶湖の水運を拓いたのは西(北九州)からやってきた人たちと妄想していますから。

松は緑に砂白き 雄松が里の乙女子は 赤い椿の森蔭に はかない恋に泣くとかや

竹生島

波のまにまにただよえば 赤い泊火なつかしみ 行方さだめぬ浪枕 今日は今津か長浜か

島全体が花崗岩

島を取り囲む切り立った岩の崖は、割れ目の多い花崗岩でできたものです。

竹生島

瑠璃の花園珊瑚の宮 古い伝えの竹生島 佛の御手にいだかれて 眠れ乙女子 やすらけく

竹生島は、神仏習合・・・弁天信仰と観音信仰の聖地として、千年以上の間、数えきれない老若男女が舟で渡っています。

戦国時代の浅井長政お市の三姫の長女・茶々(淀君)をはじめ、女性の信仰が篤い島でもあります。

竹生島

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