明治の頃の四天王寺さん。
金堂・五重塔は江戸後期、文化9年(1819)に再興されたもの。
この後、昭和9年(1934)の室戸台風で五重塔は完全倒壊、金堂も損壊。
7年後(1941)に再興されるも昭和20年の大阪空襲で消滅。
昭和34(1959)に鉄筋コンクリートで再建され現在に至る。
地震や台風で五重塔は倒れない、東京スカイツリーにその技術が応用されている。
その話をはじめて聞いたとき、子どもの頃から四天王寺さんの五重塔の話を聞かされてきたので「ほんまかいな?」と思った。
日本史上、地震台風による五重塔の倒壊は四天王寺さんだけかも知れない。
上町台地から見下ろすはずの通天閣と高さを競い、観光目当てに五重塔に登れるようにスペースをつくるため「心柱」を切ったことが原因と地元で聞いている。
アホと煙は高いとこ登る🎵
Aho and smoke go up high🎵
(大阪弁が分かりにくい人向けに英訳した (^^)v)
格言?通りの結果だ。
幸い五重塔の倒壊での人的犠牲はゼロだったという。
確かに今の鉄筋コンクリートの塔に登ることができる。