♬光る光るトーシバー、まわるまわるトーシバー
50年前、日本には松下(現パナソニック)、東芝、日立、三菱、三洋、シャープの6大家電メーカーがありまして、
まとめて「松・東・日・三・三・シ、まっとうひさんさんし」なんて業界用語もありました。
EXPO70にはシャープ以外の5社が単独またはグループでパビリオンを出展しました。
東芝もグループで出展し、当時は子どもには「サザエさん(TVアニメ)1969年スタート」、大人には「東芝日曜劇場」のスポンサー企業として、番組冒頭に流れるテーマソングとともによく知られていました。
万博の頃は、新聞で四コマ漫画『サザエさん』も連載中で、紹介する新聞広告の磯野一家のセリフ(ふきだし)の字は、作者・長谷川町子さんの読みやすく、特徴のある直筆体。
磯野フネ(サザエさんのお母さん)が和装(着物)で万博会場に登場していますが、これ、当時としては日常の光景だったんですね。
古い昭和と新しい昭和。万博開幕日(3月16日朝刊より)
来場者の様子、服装などを見ていると、EXPO70が日本社会に与えたインパクトの大きさがおわかりいただけるでしょうか。
このころから、お母ちゃんやおばあちゃんの着物姿を、どんどん見なくなって行きました。
左の写真、「国際料理」というのは、よ~くみると、今でいうファーストフードですね( ´∀`)
少し分かりにくいですが、新しい昭和のお母ちゃんと、古い昭和のおばあちゃんが、会場で行き交う様子。
おまけ
万博より前、1950~60年代の話ですが、サザエさんといえば、劇場版・実写版もありました。少し記憶に残ってます。
江利チエミの実写版サザエさんYoutubeにリンク※初期音量に注意
彼女の十八番(おはこ)・テネシーワルツ、ダンスがとてもチャーミング。マスオさんがオトコマエ過ぎてビックリ(笑)(続きます)