はじめに
大阪万博公園内の #国立民俗学博物館(#みんぱく)。大量の展示物は圧巻。中から #ヒンドゥー教 の主な神々。#バラモン教 を源流に #仏教 などに対応して紀元前後に成立。後にインド洋からヒマラヤ山脈までの広大な各地の宗教を習合しながら日本にもやって来ました #密教
目次
本文
ここは1970年の大阪万博終了後、岡本太郎さんがチーフ、小松左京さんがサブプロデューサーを務めて世界各地から集めた大阪万博の民俗資料を、展示・研究することをを目的に設立されました。戦前にパリで当時最先端の文化人類学を学んだ太郎さんの功績も大きかったと思います。
開館直後の10時過ぎから14時まで、スマホで300枚ぐらいの写真になりました。
先日、密教はインドで仏教とヒンドゥー教が習合したものと紹介しましたが、ヒンドゥー教のことはあまりよく知らないので写真整理と備忘を兼ねてアップしておきます。(説明文は博物館展示の文字起こしです)
ヒンドゥー教の主な神々
文字起こし)紀元前1200年ごろから次第に形づくられたバラモン教は複雑な祭祀を伴うようになり、司祭の特権化がすすんだ。仏教やジャイナ教はこれへの批判のなかから成立した。その批判に対応してバラモン教は大きく変貌し、ヒンドゥー教へと発展した
シヴァ神の化身はマハーカーラ。日本では 大黒天 に変身しました。
奥様のパールヴァティは普段は温厚で優しい女神様ですが、3つ目の目を持つ戦いのドゥルガー神という二面性を持っています。怖いですねぇ(しみじみ)
二人の間に生まれた、というかパールヴァティの沐浴から生まれたのがガネーシャ神。学問の神さまです。
どうしてエレファント頭かはWikiに書いてありますので、興味のある方はどう象ぞ。
ヴィシュヌ神は現世御利益の神として、いろいろに化身して、各地に現れたそうです。
写真が小さいですが、ブラフマー神の奥さまが真ん中のサラスヴァティー(学問・技芸)。琴のような楽器をもっています。日本では 弁財天 に変身しました。
紀元前後ごろに成立したヒンドゥー教は、南アジア各地の土着の信仰や儀礼、伝説を吸収し、多神教的な信仰の世界を発展させた。神々は地域や宗派によって多様な姿であらわされ、また絵画・塑像・彫刻などさまざまな形で表現されて、人々の信仰を集めている。
南アジアはインド洋からヒマラヤやカラコルム山脈までひろがる。乾燥地帯から年降水量が世界でもっとも多い地域まで多様な自然環境をもつ。他方、社会はヒンドゥー教の影響によりカースト的な階層性や職業分化がみられることが少なくない。