はじめに
JR奥羽本線・撫牛子(ないじょうし)駅近くの市街地県道に面した #撫牛子八幡宮 にはブリキのパンツを履いた緑色の #鬼コ。津軽の鬼コの始まりと言われているそうです
目次
本文
津軽富士、岩木山の裾野に広がる広大な平野には各集落の氏神さんが多数。その一部の神社には、地域の災いを祓い、子供の成長を見守るという 鬼コ がいて(鬼のパンツならぬ)ふんどし(まわし?)姿で、鳥居から見守っています(40社以上)。津軽では山や川、大自然の厳しさと恵みをあわせもつ神のような存在として崇敬されているそうです(調べてみましたが、鬼コがいつ頃から存在するのか、今のところ不明です)不定期で10回ぐらいのシリーズ予定
(40.6197418, 140.4954141)/青森県弘前市撫牛子1丁目3/奥羽本線撫牛子駅から徒歩5分。隣接してコンビニエンスストア(711)に駐車場あり
JR奥羽本線・撫牛子駅近く。撫牛子は「ないじょうし」と読みます。
八幡宮の鳥居の鬼コは緑色。津軽の数ある鬼コの中で唯一のカラー。
ブリキ製の鬼のパンツを履いていました。
当社は北西の岩木山を向いており、鬼コはその岩木山を遥拝する形で蹲踞(そんきょ)しています。
撫牛子八幡宮 境内
鬼コカード
10月23日まで、古津軽キャンペーンの中で『鬼コ巡りの企画』があり、それぞれの近くの観光商業施設や飲食店などで鬼コカードが配布されていました。
撫牛子八幡宮では、隣接するセブンイレブンでカードを貰えたのでゲット😀
カードには、撫牛子八幡宮が『鬼コの始まりだと言われている』と書かれています。
撫牛子(ないじょうし)は、例えば、アイヌ語の「ナイチャウシnay-cha-us」つまり「スイバ・ギシギシが川岸に群生しているところ」の音に当て字された等と紹介されたりしています。
このあたりは詳しくないですが、参考までに。
津軽にはところどころにアイヌ語由来と考えられる地名が残されているようです。
過去記事中のベンセ湿原の「ベンセ」はアイヌ語の「上にある」という発音に由来するという説があります。