ものづくりとことだまの国

縄文・弥生・古墳時代の謎。古神社、遺跡、古地名を辿り忘れられた記憶、隠された暗号を発掘する。脱線も多くご容赦ください

【芝・九日神社】箸墓古墳の南 もうひとつの國津神の古社【境内に陰陽石】

はじめに

桜井市芝の #九日神社。 #箸墓古墳 の南。國津神社(箸墓の東、箸中)と纏向川でつながっています。毎年八月二十八日に両社が集い、#三輪山 麓に鎮座する #檜原神社(祭神:天照大神)の大祭を執り行っています。#倭笠縫邑 #陰陽石

目次

本文

先日の続きです。

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箸墓古墳の周辺



箸墓古墳の南、芝・九日神社(桜井市芝812)

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芝・九日神社(桜井市芝812)

(34.53592253680446, 135.83991366302402)

御祭神:奥津島比売、市杵島比売、多岐津比売。(宗像三女神

九日と書いて『くにち』と読みます。おそらく箸墓古墳の東に鎮座する國津(くにつ)神社と区別するための通称と考えられます。

境内には御由緒がありませんので、國津神社の掲示物から。

(倭笠縫邑(やまとかさぬいのむら)から、伊勢に至る斎宮の長い旅が始まります。)

國津神社・境内掲示(後半)要約)・・・古来より毎年八月二十八日には、箸中(國津)と芝(九日)が相集い、三輪山の麓に鎮座する檜原神社(祭神:天照大神)の大祭を執行しています。また日本書紀崇神天皇六年の条に「天照大神・倭大国魂(やまとおおくにたま)二神を天皇の大殿の内に並び祀る。然してその神の勢いをおそれいりてともに住みたまふに安からず。故に、天照大神を以ては、崇神天皇の皇女)豊鍬入姫命(とよすきいりひめのみこと)に託(つ)けまつりて、倭の笠縫邑(やまとかさぬいのむら)に祭る」とあり、三輪山麓の檜原の地が倭笠縫邑の伝承地となっています。



倭笠縫邑について/アラハバキ解44)ヤマト創世記 三輪山と纏向

(後半に檜原神社(三つ鳥居で有名)と倭笠縫邑伝承)

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芝・九日神社


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芝・九日神社 陰陽石

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芝・九日神社 陰陽石

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芝・九日神社 陰陽石


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九日神社の近くの池から 箸墓古墳

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九日神社境内から 三輪山

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