まとめ
日本で最初に #荒神(#竈の神)があらわれたとされる神奈備の #笠山。最高峰が #鷲峯山。山頂の #笠山荒神社 への参詣道には #役小角 開創の修験場の雰囲気。#倭姫 がアマテラスの鎮座地を求めて旅立った #元伊勢 #倭笠縫邑 の伝承も残ります
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本文
笠山荒神社(奈良県桜井市笠2415)
御祭神:土祖神(つちみおやのかみ)、奥津彦神(おきつひこのかみ)、奥津比売神(おきつひめのかみ)
縁起。パンフレットより冒頭)笠山は荒神出自の源で、笠七岫七谷(かさ・ななみねななたに)の最高峰・鷲峯山(じゅぶざん)に鎮まり坐(ましま)す。往古の鷲峯山は、笠の如くに峻嶺(しゅんれい)にして入山を禁止された神奈備(かむなび)と仰がれており、笠の郷は、崇神七年(書紀)に天皇臨幸、八十萬神々(やそよろずのかみがみ)を会(つど)えて卜問い(うらどい)された神浅茅原(かむあさぢはら)といわれております。また倭笠縫邑(やまとかさぬいのむら)と称す元伊勢の伝承地であるなど、悠久の歴史を誇ります。
(実際には、北の鳥居(笠そば処のある方)からお詣りしたのですが、本記事では南の鳥居→参道→本殿→北の鳥居の順に、紹介させていただきます)
「荒神出自の源」。荒れは御荒れ(みあれ)、神様がお生まれになることをあらわします。石碑の「荒」の刻字、見事に「はばいて」いますね。
806年に遣唐使留学から帰った弘法大師・空海さんが、高野山開創を志していた頃、この笠山で参篭しました(閼伽井(あかい)の池)
それででしょうか。高野山に雰囲気が似ていますね。
本殿は鷲峯山(じゅぶさん)の山頂にあります。
『笠荒神鷲峯山竹林寺由記』によると「持統天皇亥年(687年)、役小角(えんのおずぬ)のために、荒神がその神姿を鷲峯山地中から湧き出て・・・」とあり、役小角によって笠山に荒神の社が営まれ、以来、修験道場・霊場として、古くは一般の入山が禁じられていたそうです(奈良新聞など)
北の鳥居を出たところに、笠そば処。駐車場もあります。