前回、二上山の麓の #葛木倭文坐天羽雷命神社 を紹介しましたが、その元宮とされているのが今回ご紹介する #棚機神社。オオタ地名は稲作弥生時代に鴨族が開発した「クニ」に付けられた名で、その名を特徴づける「二山」の景色を含めて確認したくて、早速、お参りしてきました。
目次
本文
弥生のクニウミの原景


「太田」地名らしく「二山の木股」の景色が見えましたね。
二山の渓谷に沿って水の流れがあり、平野部との出会いに扇状地を作る地景。
扇状地は広大な水田地帯となります。
現在はため池が、棚機神社周辺にたくさん見られます。

稲作弥生時代のクニの原景。ゆえに「太田、オオタ」
もちろん古代の葛木に住んだ「鴨族」がゼッタイ見逃さない地景ですね。
そして弥生のクニの扇状地の「要」にはクニウミの祭祀場、現在でいうところの神社が置かれます。
とりあえず「太田」の棚機神社に行ってみようと…
それにしても朝から暑い!!!😅

少し高くなった所から東の大和三山。

現在でも、扇状地の要は貴重な水源とされています。
ちなみに「分水」をサカサにして「水分」と書くと、神社用語?では「みくまり、水配り」と読みます。

棚機神社
34.4970015, 135.6965429/葛城市太田七夕/近鉄南大阪線磐城駅から徒歩30分😅( または奈良交通バス:忍海駅方面行き、兵家バス停下車徒歩20分)


御祭神:天羽雷命(あめのはづちのみこと)、天棚機姫神(あめのたなばたひめがみ)
大和三山を見下ろすこの地は、古来祭祀を行なっていた場所とされ「棚機の森」と呼ばれています。この場所にはかつて、もとは「倭文、しどり」と呼ばれる織物を織る専門集団であった倭文氏の祖神を祀る「葛木倭文坐天羽雷命神社、かづらきしとりにいますあめのはづちのみことじんじゃ」があったと伝えられています。現在では石の祠が置かれ、天羽雷命と対になる女神で織物の神様である「天棚機姫神、あめのたなばたひめがみ」が祀られています。
このあたりは朝廷に献上する布を織る氏族が暮らす村だったと、言い伝えられています。五世紀ごろ大陸から来た人々によって、それまでになかった最新の棚台付きの織り機「棚機」や、絹などの高級織物を織り上げる技術とともに「牽牛と織女の七夕の物語」や、機織り技術の向上を願う棚機の儀式が伝えられたといいます。そのため、同神社では日本で最初の七夕儀式が行われたと言われています。平成四年、氏子がおらず荒れ放題になっていた同神社を守り伝えるために「棚機神社保存会」が結成されました。現在では、同会を中心として、境内は常に掃き清められ、古くから伝わる祭祀も欠かさず執り行われています。毎年七月七日に行われる「七夕祭り」では、地元の学校や団体、ご家族はもとより全国各地から寄せられた笹飾りが奉納され、皆様の願いや感謝の気持ちを神様に伝えています。
【参考】葛城市ホームぺージ(倭文氏と置始氏)

彦星と織姫の木が御神木。

織姫と彦星を結ぶ天の川ですね。そよそよ揺らいでました。


恋愛成就したい人たちはぜひとも🤭


#棚機神社(たなばたじんじゃ、奈良県葛城市太田)
— 開物発事 (@Kai_Hatu) 2025年7月27日
織姫と彦星の木 pic.twitter.com/FU2787OVQT