ものづくりとことだまの国

縄文・弥生・古墳時代の謎。古神社、遺跡、古地名を辿り忘れられた記憶、隠された暗号を発掘する。脱線も多くご容赦ください

縄文と出雲

【相内神明宮 アラハバキ神社】縄文から弥生の謎が眠る【東日流外三郡誌】の故郷

青森市内から車で一時間少し。#十三湖 の北の丘の #相内神明宮(#アラハバキ神社)を再訪。ねじれのある鳥居の笠木、参道の樹の #藁蛇 。境内地は縄文前〜中期 #オセドウ貝塚 #円筒土器 が出土した遺跡としても知られています #長髄彦 目次 相内神明宮(アラ…

【原休戸 千鹿頭神社】神長官守矢家系譜のこん跡を読む【チカト信仰・考(2)】

はじめに 森の奥に小さく見えた鳥居 #原休戸千鹿頭神社 社殿もなく小さな石祠だけの素朴な境内に むしろ歴史の古さを感じます。#チカト信仰 考察の二回目 #神長官守矢家系譜 に見える #出雲後物部 の歴史のこん跡 目次 原休戸(はらやすみど)千鹿頭神社(10…

「やちまた」と子孫繁栄 縄文から現在まで カタチを変えて残る【道と際の信仰】

はじめに 先日紹介した#多賀城市 #荒脛巾神社 の二重祭壇や #二荒神 の意味。古い信仰 #アラハバキ と #道祖神 などの「複雑な」繋がりを考えてゆくうえで、手始めに去年夏の記事をリライト。#古代連想のやちまた カテゴリー追加 目次 やちまた(八衢、八岐…

【天の岩屋、神々が集まる所】京都市 神楽岡とよばれた吉田山【吉田神社 摂社 神楽岡社】

吉田神社 境内摂社 神楽岡社 神饌にフルーツ 女神アマテラスが岩屋に籠り、日本中が暗闇に包まれた「天の岩屋(岩戸)」の神話。 主なところでは宮崎県(天の岩戸神社)、三重県(二見興玉神社)に伝承地が残っているが、あまり知られていないが、実は京都市…

日本の謎の古代史 考える時のポイント(1)日本海側から発展、海退と沖積

日本の古代は謎が多い。 特に縄文から弥生へかわる紀元前1000年ごろから、古墳時代が終わり、飛鳥時代を含む紀元後600年ぐらいまでは謎だらけ。 そんな謎の古代史を考える時の私なりのポイントを紹介。 日本海側から発展 司馬遼太郎さんの「菜の花の…