ものづくりとことだまの国

縄文・弥生・古墳時代の謎。古神社、遺跡、古地名を辿り忘れられた記憶、隠された暗号を発掘する。脱線も多くご容赦ください

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海進と海退沖積

古代上町半島 最大級の謎・大坂城(3)ドラゴンの頭の変遷★★★【古代史のモノサシ】

まとめ 古代上町半島 北端部は人が住み続けてきた所。ざっくり歴史を書きました。(縄文中期)#森ノ宮遺跡→(弥生時代)イワクラ群→#生國魂神社→(奈良時代)#八十島祭祀 地→(中世)#石山本願寺→豊臣期 #大坂城→(近世)徳川期再築大坂城→現在に至る 目次 …

海に浮かぶドラゴン【古代上町半島 てっぺんは龍神の頭】

縄文以来の日本列島の古代を考えるのに、大阪ほどわかりやすいところはないと思います。 私が全国どこでも遺跡や史跡をめぐる時、大阪で培った知識、やり方をベースに考察します。 何より一番に、その場所の当時の地形(海抜)を想像します。 例えば、古い時…

【日羅公の埋葬地(3)】難波小郡・西のほとりの丘はどこか?★【荒墓・荒陵 茶臼山古墳】

古代妄想レベル:★★★=MAX ★★=MEDIUM ★=MIN or A LITTLE 1400年前の古墳時代末頃、現在の大阪市内主要エリア(キタ・梅田、ミナミ・難波)は上町半島西側の「海底」。 飛鳥時代まで大阪の古代史は、瀬戸内海と(旧)河内湖に挟まれた、南北に長い柄の…

玉祖道・古代河内のウォーターフロント産業から見える「モノノベ経済モデル=ものづくり王国」物部さん考(21)

大阪に住んでいるおかげで、古代を考えるときは古地図を確認するクセがついている。 現在の日本の沿岸部平野は、例外なく、縄文晩期~弥生時代に海抜が下がる「海退」と、河川が運ぶ土砂の堆積(沖積)でできた「新しい国土」で、ここを押さえておかないと、…

メジャー3石器の分布から見える 旧石器時代と縄文時代の繋がり【東北歴史博物館】

石器時代の主な石材分布(東北歴史博物館) *地図中、青が黒曜石(こくようせき)。赤が珪質頁岩(けいしつけつがん)。黄色がサヌカイト(カンカン石)。 (パネルの解説文が読みにくいので、記事末に文字起こししておきました) 仙台滞在中に、東北歴史博…

佐渡は古代のタイムカプセル(3)縄文から弥生へ、玉作(玉造)技術の伝承【海進・海退期にあらわれた古国仲湖】

佐渡には約180ケ所の縄文遺跡 新穂歴史民俗資料館がある新穂周辺だけでも、上新穂、棚田、出口、源太平、湖鏡庵、矢田ケ瀬、垣の内などの遺跡が見つかっている。 資料館では、新穂の南・山あいの大野地区の矢田ケ瀬、垣の内から出土した縄文土器を中心に…

佐渡 加茂湖に突き出した岬の先端 樹崎神社(村社、御祭神は市杵嶋姫命)

佐渡 加茂湖と樹崎神社の位置 縄文時代(中期)、海抜が今より5メートルほど高かった大海進の時代、佐渡は大佐渡(北側)と、小佐渡(南側)の二つの島だった。 その後の海退の(海が浅くなった)時代、大佐渡・小佐渡の山から流れ下る川の土砂が堆積し、国…

日本の謎の古代史 考える時のポイント(4) 地球規模の変化と縄文時代・弥生時代

20000年前、氷河期。最も海が低い時期で海抜は現在より120m低かった(-120m) 20000年前の日本列島。古代大阪。古代淀川 20000年前(石器時代)の古代大阪平野 樺太~北海道~本州~四国~九州は陸続き。瀬戸内海はない。 南方ルートは海路で、北方ルートは…

日本の謎の古代史 考える時のポイント(2)神話の生まれ方 クニビキ クニウミ

「国生み」「国引き」の神話がある。 国生みは、イザナギとイザナミが天の浮橋にたって、長いホコで海のドロドロをかき混ぜると、固まって最初に淡路島ができて・・・という話(古事記・日本書紀) 国引きは、イズモの王・オミツヌがそれぞれのクニの余って…

日本の謎の古代史 考える時のポイント(1)日本海側から発展、海退と沖積

日本の古代は謎が多い。 特に縄文から弥生へかわる紀元前1000年ごろから、古墳時代が終わり、飛鳥時代を含む紀元後600年ぐらいまでは謎だらけ。 そんな謎の古代史を考える時の私なりのポイントを紹介。 日本海側から発展 司馬遼太郎さんの「菜の花の…

物部さん考(10)戦国時代・石山合戦図に見える本願寺・大阪城の前 モノノベ式聖地

石山合戦配陣図(和歌山市立博物館蔵。石山合戦(1570-1580)当時の石山本願寺と織田信長軍の配置図)に現在の大阪を少し書き込んでみた。 石山合戦配陣図 秀吉公の前、今の大阪城の地には、石山本願寺という浄土真宗(門徒さん)の大きな寺と寺内町(じない…