ものづくりとことだまの国

縄文・弥生・古墳時代の謎。古神社、遺跡、古地名を辿り忘れられた記憶、隠された暗号を発掘する。脱線も多くご容赦ください

蘇我氏はいたのか の検索結果:

【シルクロードの最果てに】仏教とともに伝来した密教。538年か?552年か?

はじめに 日本書紀が伝える #蘇我氏(崇仏派)#物部氏(排仏派)の闘争の契機となった仏教伝来は欽明13年(552年 #仏教公伝)。対して #上宮聖徳法王帝説 #元興寺縁起 は538年。わずか14年の大きな差 #密教 #ヒンドゥー教 目次 仏教伝来の碑 日本古代史の謎・仏教伝来年の二説 伝来した仏教の性質 本文 泊瀬川(はせがわ)は、長谷寺(はせでら)の渓谷を抜けて西に向き、近鉄大阪線に沿い、三輪山の南で奈良盆地に流れ込むところから「大和川」になります。 「仏教伝来の地」「海柘…

【新説・四天王寺】ベールに包まれた守屋祠が物語る謎【物部さん考】

四天王寺 物部守屋祠(太子の月命日(22日)公開) はじめに 四天王寺にあったと推理される熊野神社を探す目的で書き始めた #新説・四天王寺 シリーズ。調べるほどに新たな謎がさらに謎が呼ぶ展開に。#物部守屋 #守屋祠 #日出ずる処 #丁未の乱 目次 新説・四天王寺シリーズについて 西に三度傾いた伽藍中心は守屋祠を(も?)向いていた 2020年6月記事:四天王寺の中心伽藍は西に約3度傾いている(発見) 2021年2月記事:西に約3度傾いている四天王寺中心伽藍(理由の考察) 物部守…

古代妄想の参考書と基本スタンス【古代連想のやちまた】

はじめに 神社の由緒や御祭神の名、そして #古事記 #日本書紀 にも #方便としてのウソ は混ざります。一方で #偽書 とされる史料のホント。そういったことを少し考えてみました。#先代旧事本紀 #東日流外三郡誌 目次 神社の由緒や御祭神、神話 古事記や日本書紀 先代旧事本紀、せんだいぐじほんき 東日流外三郡誌、つがるそとさんぐんし 古代連想のやちまた カテゴリー 本文 森と共に命が生まれ、言葉が生まれ、やがて思想が育つ。 本当の事しかなかった世界に、嘘が生まれた。 以前紹介し…

石舞台古墳は用明天皇(聖徳太子の父上)の墓だった!?(1)★★★

目次 上宮寺(上居)~石舞台古墳(島庄)のラインの先の島庄遺跡 縄文以来の一等地だった島庄遺跡 用明大王の池辺大宮(いけのべのおおみや) 石舞台古墳は用明大王の墓だった!? まとめ 明日香村の #上宮寺 から石舞台古墳を眺望する先に #用明天皇 の #池辺大宮(#島庄遺跡)。さらにその先に #太子が生まれた #仏頭山 #橘寺。この位置関係は石舞台の主が誰であるかを示唆しています。池辺大宮は #法隆寺 #薬師如来像 #光背銘文 にだけあらわれる幻の宮殿 本文 古代妄想レベル:★…

国石 ヒスイの古代史(翡翠)(10)丁未の乱は古墳(モノノベ)時代を強制終了した経済の覇権戦争 ★★★ 物部さん考(16)

… しかし、そもそも、蘇我氏はいたのか も含めて、丁未の乱の本質は、宗教戦争ではないと思う。 (記事後半の「大和の豪族分布図」で蘇我氏のエリアが飛鳥。日本史では蘇我氏は飛鳥限定。大阪・京都には寺社の由緒を除き「民間伝承」はゼロ。飛鳥でも実在を確実にする物証はいまだに出ていない。何度か専門家に質問したことがあるが、どうやら考古学でも「いたものと想定」して扱われているようだ。その確認は簡単、機会があれば質問すればよい。) では何が真相なのか。その前フリを前回書いた。 ヒスイは「¥円…

過去記事。二ケ所追記しました(蘇我入鹿の首塚、出雲大社の創建時期)

本文と画像は関係ありません。実姉。のらくらり、こと、岡本知倫(ちりん)展示作(~6月8日(土)、大阪ミナミ) ブログを始めるにあたり、批判したり頭から否定したり、の書き方はしないと決め、書いてきました。 そうすると、どうしてもボヤ~としてキレが悪くなることがありまして。 自分で忖度していたところがあるかも知れません。うまく書ける技術があればいいんですけどね。 思い直して二件、追記しております。過去記事・各末に追記しました。 よろしければお読みください。 蘇我入鹿の首塚、他人の…

七福神(3)寿老人。長寿して 神になりたきゃ 三百年 石か社で 八百年

大阪七福神(川柳)、三回目 大阪、真田山・玉造(さなだやま・たまつくり)、三光神社 じゅろうじん 起源は道教の神様(神仙。中国の伝説上の人物。南極老人星(カノープス)の化身とされる。Wikiより) 道教は星を見、天台山を聖地とする。 名の通り、インド仏教と習合し、日本には遣唐使・最澄(さいちょう)さんがもたらした。(ライバルの空海さんは真言宗) 天台宗の三つの光る星マークにはそういう意味が含まれているだろう。 三光神社には、中国の歴史書でいう「倭の五王時代」(西暦400年代)…

物部さん考(5) 蘇我氏はいたのか? ★★(5月29日追記あり)

古代妄想レベル:★★★=MAX ★★=MEDIUM ★=MIN or A LITTLE たくさんの業績や研究、知見があり、この記事は開物個人の古代妄想レベル★★ということでご理解いただきたい。 清張さんが言うところの「点」の考察です。 明日香の石舞台。方墳(四角の古墳)。石室が露出したもの。馬子の墓と墳墓と言われるが確実な証拠はない。 明日香の石舞台 そもそも蘇我(そが)氏は存在したのか? 武内宿禰(たけしのうちのすくね、たけのうちのすくね)というスーパー大臣直系の豪族とされ…