ものづくりとことだまの国

縄文・弥生・古墳時代の謎。古神社、遺跡、古地名を辿り忘れられた記憶、隠された暗号を発掘する。脱線も多くご容赦ください

東日流外三郡誌 の検索結果:

【今泉 賽の河原(2)】イタコ装束のお地蔵さまと祭壇のオシラサマ【安倍 安東氏とアラハバキ信仰】

…載せておきます。 「東日流外三郡誌の原風景」第四章・アラハバキ神と信仰(147ページ) 出雲伝承が(中世の)安倍・安東氏…前回紹介したとおり大和桜井が発祥…はアラババキ神を信奉したと伝える通り、ここ今泉・賽の河原の看板には「安倍 安東氏霊場」と書かれていました。 一方、津軽に伝わる「東日流外三郡誌(つがるそとさんぐんし)」にも同様のことが書かれています。 後年(大正〜昭和)の書き換えで偽書性が高いとされ、私もそう考える東日流外三郡誌ですが、すべてが偽りとは思えない原点の中の真…

【今泉 賽の河原(1)】岩木山と布袋(ほてい)さん【安倍 安東氏・考】

津軽 #今泉賽の河原(看板に「安倍安東氏霊場」)。入口には #十三湖 の南に見晴るかす #岩木山 を想起させる かっぷくの良い#布袋さん 像。一帯には数多くの #安倍安東氏 の史跡。津軽と大和の繋がり、そして蝦夷と云われる人々について考えてみました 目次 晩秋の十三湖とお岩木山 今泉 賽の河原 十三湖北部の安東氏と大和 本文 晩秋の十三湖とお岩木山 昨年11月1日。津軽の十三湖(じゅうさんこ)。 北の中泊町、湖畔の駐車場(今泉PA)兼展望場からの景色。 渡りのコハクチョウの群…

【相内神明宮 アラハバキ神社】縄文から弥生の謎が眠る【東日流外三郡誌】の故郷

…(縄文前期〜中期) 東日流外三郡誌について 本文 www.zero-position.com 相内神明宮(アラハバキ神社) 一昨年に続き、二回目の参拝。 (41.0502376, 140.3604182)/青森県五所川原市相内露草190/鳥居前に駐車スペースあり 相内神明宮(アラハバキ神社)案内板 境内地は十三湖北畔の丘陵で、縄文時代の オセドウ貝塚(史跡)でもあります。 神明宮(アラハバキ神社)十三湖の北。青森県五所川原市 「笠木にねじりのある樹の鳥居」があらわすもの 神明…

【津軽の北斗七星】伝説と史実のサカイ目。伝説の中の史実を探してみる。

…たりの不可思議さは、東日流外三郡誌(つがるそとさんぐんし)にも通じています。 安倍晴明の北斗七星伝説、または、源義経の北行伝説… 当時の中央政局に直結するストーリー仕立ては、津軽伝承の底流にあるもの、骨格であるようにも思います。 www.zero-position.com 梵珠山は津軽大里にあって、東西南北の中心たり。よって別名を正中山ともいう。正中とは神の通り道であって、癒しの波動が満ちる真保呂場(まほろば)なり。また梵珠山は大仏なり。邪気を清め、大宇宙の聖なるパワーが集中…

【靄山(もややま)】ピラミッド説もある美しい神奈備の山頂で古代妄想【脇元 岩木山神社】

… が鎮座。市浦は #東日流外三郡誌(つがるそとさんぐんし)の故郷でもあります。山頂で岩木山と日本海の景色を眺めながら #安部安東氏 の起源とともに古代妄想 目次 神奈備(かんなび)の靄山(もややま) 脇元 岩木山神社 東日流外三郡誌(つがるそとさんぐんし)の故郷 靄山(もややま)山頂からの眺め 本文 神奈備(かんなび)の靄山(もややま) (41.088698095377374, 140.3253344791178)/青森県五所川原市磯松曇谷/国道339号線(五所川原市市浦-竜…

【消された河内の古代史】謎のナガスネヒコ【長髄彦】

…として明治政府から実質的に封印された人物です。 反逆者として殺害されたというのが定説ですが、遠く津軽に逃れて後の安部・安東氏の祖になったという説も(東日流外三郡誌、つがるそとさんぐんし) 私が津軽に執心する理由のひとつです。 www.zero-position.com 6月下旬から奈良側の生駒山麓を巡ってみたいと考えています。 ポチっとお願い アラハバキ解・汎日本古代信仰の謎に迫る(全54話完結) 【2020年12月~2021年5月、連載】 novel.daysneo.com

古代妄想の参考書と基本スタンス【古代連想のやちまた】

…。#先代旧事本紀 #東日流外三郡誌 目次 神社の由緒や御祭神、神話 古事記や日本書紀 先代旧事本紀、せんだいぐじほんき 東日流外三郡誌、つがるそとさんぐんし 古代連想のやちまた カテゴリー 本文 森と共に命が生まれ、言葉が生まれ、やがて思想が育つ。 本当の事しかなかった世界に、嘘が生まれた。 以前紹介した朝倉さやさんの『最上川舟唄』の映像に流れている詩の一説。 縄文時代の「森」から。。。たった数行に濃縮された歴史観です。 www.zero-position.com 神社の由緒…

四天王寺 2019秋 大古本祭(~10月9日)古代・歴史の掘り出し物(アイヌ語、津軽史、原田大六、京都など)

…から気になっていた「東日流外三郡誌(つがるそとさんぐんし)」を少し勉強したく、入門書を。 三郡誌は膨大、荒唐無稽な内容から「偽書説」も根強いが、部分部分で、そうとも言い切れないところがあり、この機会に一度、触れてみようと考えた。 例えば、先日まで書いていた「遮光器土偶」のことを「アラハバキ神」と書いている。 私は「アラ」という言葉の解釈に凝っている。「新しく生まれる」「御生、みあれ」の「アラ」だ。 Wiki(アラハバキ)には、四天王寺(荒陵、あらはか)のことも言及されている。…