ものづくりとことだまの国

縄文・弥生・古墳時代の謎。古神社、遺跡、古地名を辿り忘れられた記憶、隠された暗号を発掘する。脱線も多くご容赦ください

ポチっとお願い m(__)m ブログランキング・にほんブログ村へ

【回顧】大映 大魔神(1966) 古墳・埴輪テイストに戦国風味 昭和プロレスをトッピング 「特撮時代劇映画」という新ジャンルへの挑戦だった

大映 大魔神 硝子(ガラス)屋で会社を興したオヤジ(亡父)、昭和40年代の高度経済成長の波に乗り、忙しい日々を送っていたようだ。 たまの日曜、大阪ナンバに「怪獣映画」を観に、連れて行ったもらった。小学生(3~4年)の足でも20分ほどにもかかわ…

秦氏の長 聖徳太子の側近 能楽の祖 秦河勝 大明神となった 坂越・大避神社 沖の生島に墓所

大避神社沖の生島(いきしま)に秦河勝公の墓所 歴史上、秦河勝(はたのかわかつ、560ごろ~647年)は何度か登場するが、丁未(ていび)の乱(587年)で聖徳太子を補佐し、物部守屋(物部氏)を滅ぼしたことが最大のトピック、河勝が30前の話とい…

出雲と大和を結ぶ 野見宿禰(のみのすくね)の墓 たつの市 相撲と土師(はじ)氏の祖

装飾付壺 相撲と行司(左) 兵庫県たつの市 西宮山古墳(現在は龍野高校グラウンド) 出土の状況 赤穂市有年考古館の学芸員さんから「せっかく遠い所から来たなら、見に行くといいですよ」と促され、 西宮山(にしみややま)古墳の御宝(たつの市立龍野歴史…

秦氏(はたうじ)の勉強に赤穂市立有年(うね)考古館(入館無料)に行ってきました

謎の氏族 秦氏 赤穂市立有年考古館 2019年9月11日~12月2日 中学生の時、当時天王寺公園にあった市立図書館で一目ぼれしたのが秦(はた)さん。クラスが一組と七組で離れていて三年生の夏休みの図書館で知った。今ごろどうしてるかな~ 同級生の彼女は学年で…

もしかして生玉と足玉? 二つの勾玉の意味 十種神宝 唐古・鍵遺跡

銅鐸は福音の鐘 古代クニ造りの最先端モデル 唐古・鍵の五回目。前回はコチラ 唐古・鍵遺跡は、日本最初の神社形式が備えられた古代クニ造りの最先端モデルだった。 古代大和湖畔の葦原(湿地帯)に向かって傾斜する微高地に、初瀬川から水路を引いた灌漑水…

日本最初の神社で祈った平和と豊穣、子孫繁栄 唐古・鍵遺跡★★

(黄色い丸)宝石箱の出土地点 前回からの続き 古代の宝石箱は、唐古・鍵遺跡史跡公園内「大型建物跡」そばの水路の中から出土した。 この大型建物、跡には模型の柱が立てられている他、史跡公園・北西入口、資料館(遺構展示情報館)で発掘当時の姿が復元さ…

奥明日香・飛鳥川の川上、フナト川 男渕 斉明女帝の雨乞い神事(3)龍神が住む滝 三頭の狛犬

男渕 林道から 栢森(かやのもり)の女渕(めぶち)から、細谷川(フナト川)の上流・約2キロのところにある男渕(おぶち)にお参りした。 飛鳥時代、斉明女帝が皇極天皇の時代に、雨乞い神事を行ったことが日本書紀に書かれているが、おおよそ3ケ所が推定…

奥明日香・入谷からの視界(のぞき穴)が示唆すること 古代情報戦の最前線

奥明日香-アベノハルカス(大阪市) 視線 昨日の記事のあと、考えたことがあり、忘れないうちに書いた記事。 入谷(にゅうだに)に海人族がムラをつくっていたが、大海人皇子(おおあまのおうじ、後の天武天皇)がたびたび訪れた理由。 まず、推測できるの…

奥明日香・入谷 飛鳥の最奥からアベノハルカス(天王寺)が見えた! 大仁保神社・展望台

郷社・大仁保神社・展望台から、入谷と飛鳥遠景 奥明日香・栢森(かやのもり)の先、飛鳥川の最奥・標高450メートルの最も高い所に、入谷(にゅうだに)の大字がある。 古くは吉野~飛鳥を繋ぐ経路にあり「入谷千軒」と云われるほど賑やかだったそうだが…

奥明日香・稲渕 棚田と案山子(かかし)アート

奥明日香・稲渕の棚田 巨大なチコちゃんカカシ 先月、奥明日香・栢森(かやのもり)の女渕(めぶち)を訪れた後、欲張りすぎて熱中症になりかけて以来、リスクのある所への単独行禁止、ようやく三男(大学二回生)と都合がつき、奥の男渕(おぶち)に行って…

古代の宝石箱の謎 勾玉(まがたま)が褐鉄鉱に収められた深い意味 唐古・鍵遺跡

唐古・鍵遺跡の宝石箱/figcaption> 宝石箱の発掘 勾玉(まがたま)。縄文の宝石は出雲文化に引き継がれた 勾玉は「縄文の宝石」とも云われる。 新潟県産の翡翠(ヒスイ)を加工したものが、北海道を含む全国の遺跡から出土する。 たいへん硬い鉱物を苦労して…

古代の宝石箱 あるいは 日本古代史のパンドラの箱? 唐古・鍵遺跡

弥生の宝石箱 弥生のムラの宝石箱(褐鉄鉱、かってっこう)と宝石(勾玉、まがたま)。右側の土器片を蓋にして勾玉がおさめられていた 唐古・鍵遺跡は、2200年前の遺跡とされており、日本古代の中でも特に謎の多い時代の貴重な遺跡だ。 それ以前は古代大…

大和(奈良)盆地で古代のクニが発展したワケ 唐古・鍵(からこ・かぎ)遺跡

唐古池と復元楼閣 奈良盆地 西は生駒山系と金剛・葛城山系、東は「山の辺の道」が通る山系に挟まれた、断層帯の低地で、東西約15キロメートル、南北約30キロメートルの面積だ。北は丘陵を挟んで京都盆地と繋がっている。 古代、盆地中央は「大和湖」を中心に…

森本六爾・夫妻顕彰之碑 三輪山を眺める故郷に

森本六爾(ろくじ)は、奈良県磯城郡織田村大泉の生まれ。 現在の桜井市大泉の交差点から三輪山の方、東へ約二百メートル、県道に面した住宅地の一角に「森本六爾夫妻顕彰之碑」が建てられている。 六爾は、子どもの頃から地元周辺の遺跡に興味を持ち、近く…

神話と導きのトリックスター ワタリガラス ヤタガラス 雑考

ファースト・ネーション(カナダ先住民)神話のRaven(ワタリガラス) ファースト・ネーション(カナダ先住民)神話 Ravenの小像(国立民族学博物館で購入) ワタリガラス(Raven)はトーテムポールで羽根をひろげる「海を渡る」カラスだ。 先住民の神話では…

大阪府立近つ飛鳥博物館 仁徳天皇陵ジオラマ(150分の1)で遊ぶ

古墳の周囲には水鳥も泳いでいた。和の五王時代(古墳時代)、水鳥が国のシンボルであった可能性もある 大阪府立近つ飛鳥博物館の目玉、仁徳天皇陵ジオラマ。実物の150分の1、使用しているミニチュア人形約3000体 世界遺産登録記念の「百舌鳥・古市古墳群と…

防災の日 神社と防災についての興味深い研究

福岡県糸島市、御神体の可也(かや)山。海辺の鳥居。山のぐるりには熊野神社のほかいくつか神社がある。山頂に可也神社 神戸市立高等専門学校、高田知紀先生(都市工学科)は「神社と防災」をテーマにいくつかの研究論文を発表されている。 2012年の「東日…

常照皇寺 北朝の名刹 歴代に数えられない光厳天皇 ゆかりのお寺

常照皇寺(じょうしょうこうじ) 臨済宗天龍寺派 山門 母方のご先祖様(百姓家)の菩提寺で、お盆休みにお参りしてきた。 京都市右京区京北井戸町丸山。右京区と云っても京都市内から車で約1時間。京都駅からだと1時間半。 周山(しゅうざん)街道(国道16…

奥明日香・飛鳥川の川上、フナト川 女渕 母と娘が祀られる二つの神社の奥に 斉明女帝(皇極時代)の雨乞い神事(2)お参りの注意点・追記

女渕あたりの流れ 伽夜奈留美命神社(かやなるみのみことじんじゃ、フナト川沿い、滝本神社とも云う)の御祭神は下照姫。オオクニヌシの娘。 飛鳥川上坐宇須多伎比賣命神社(あすかのかわかみにいますうすたきひめのみことじんじゃ、飛鳥川沿い)の御祭神は…

残暑お見舞い申し上げます。(伊藤若冲 動植綵絵 芦鵞図 池辺群虫図 秋塘群雀図 向日葵雄鶏図)

いつもありがとうごさいます。 朝夕の空(雲)がだいぶん高くなってきました。 この夏は地元の大阪だけでなく、明日香や京都にもよく足を運びました。ブログを始めて、気になることが増えたり、写真が欲しくて通いました。 五月の明日香34℃以来、今年は暑…

日本の謎の古代史 考える時のポイント(4) 地球規模の変化と縄文時代・弥生時代

20000年前、氷河期。最も海が低い時期で海抜は現在より120m低かった(-120m) 20000年前の日本列島。古代大阪。古代淀川 20000年前(石器時代)の古代大阪平野 樺太~北海道~本州~四国~九州は陸続き。瀬戸内海はない。 南方ルートは海路で、北方ルートは…

奥明日香・飛鳥川上坐宇須多伎比賣命神社 斉明女帝(皇極時代)の雨乞い神事(1)★

女渕あたりの小さな滝 奥明日香訪問。前回の続き www.zero-position.com 「あすかのかわかみにいます・うすたきひめのみこと・じんじゃ」・・・神社名の文字数と長さでは日本一、ギネスかも知れない。 日本書記・皇極天皇元年条(642)に、斉明女帝が皇極天…

日本人のルーツ・縄文の謎に迫る二人の研究者と研究成果 考古学が進化する時代

縄文時代から歴史を振り返ることで、自分たちのルーツ、弥生期以降の日本古代の姿が浮かび上がってくる。 縄文時代について目を引く研究成果の発表が続いている。 国立科学博物館の二人の研究者の最新の成果に焦点を当ててみた。 それにしてもお二人ともカム…

日本史上最大の水の祭祀史跡 神泉苑 祇園祭発祥の地 雨乞いのオールスター

東寺 真言宗 神泉苑。京都市中京区御池通神泉苑町東入門前町166。二条城の南 神泉苑 東寺の所有 鳥居 中央に空海さんが勧請した善女龍王社。朱色の反り橋は法成橋。周囲は法成就池。 善女龍王社 法成就池 造営時、南北500m×東西250mの巨大さ 京都市平安京創…

GooGleアドセンスよりいただいた 3枚のお札

適当に読み散らかしてくださいm(__)m 法善寺横丁 1まい~2まい~3まい~。 1枚目。そもそもアンタのサイトが、ネ~じゃんW(江戸っ子、もしくは、若者) 2枚目。一応見に行ったんじゃが、コードが貼りついとりゃせんがね(広島弁) 3枚目。あんなぁ。プライ…

上賀茂神社(3)賀茂別雷神社・楢(奈良)の小川 藤原家隆

風そよぐ楢の小川の夕暮れは禊ぎぞ夏のしるしなりける 楢の小川 北西から流れてくる楢(なら)の小川が主流、北東からの御物忌川(おものいがわ)が合流した一帯北側に本殿。ならの小川が下って分流(沢田川)が造られ境内庭園・渉渓園を巡る。 ならの小川は…

奥明日香・栢森の女綱 稲渕の男綱 綱掛神事(カンジョ神事)加夜奈留美命神社のイクメン狛犬?

一般的に狛犬の吽形(うんぎょう)はオス。イクメン狛犬? 飛鳥川の源流域を「奥明日香」という。 明日香の中心(石舞台古墳)から、稲渕(いなぶち)、栢森(かやのもり)、入谷(にゅうだに)と源流域に入ってゆく。 栢森 案内板 南北逆 聖なるフナト川 栢…

水の祭祀の記憶(0)大陸の龍は天空を駆け、日本の龍は大地を流れ下る(龍神信仰)

しんぶんしアニマルアーティスト・なんめんよしこさん作。 全長18m 新聞紙の龍 日本の謎の古代史を妄想するこのブログで、これまで考えてきたことを中心に書いているが、書きながら調べ、現地に足を運び、新しく気づき始めたこともある。 そのひとつが「水…

上賀茂神社(2)賀茂別雷神社・すずやかに鈴なりの音ひびく 片山御子神社・紫式部、新宮神社・高龗神

楼門と拝殿。拝殿の向こうに本殿と権殿。 御祭神・賀茂別雷神(かもわけいかづちのかみ)を祀る「本殿」と常設の仮殿「権殿」が並んでいる(撮影禁止) 上賀茂神社・楼門と拝殿 拝殿から本殿・権殿の方(ここまで撮影OK)鈴の絵が描かれている 拝殿から本殿…

上賀茂神社(1)賀茂別雷神社・創建前後の歴史解説★

上賀茂神社の立砂。本殿に向かう手前の細殿・前にある。 御祭神・賀茂別雷神が最初に降臨した神山(こうやま)を模したもので、神籬(ひもろぎ、神様が降臨するヨリシロ) 上賀茂神社・立砂 上賀茂神社、正式には賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)。…

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村